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前の問題


問12 表記
ア


他と異なって特別に目立つしるしは、
〇 特徴
が正しい表記です。
イ


小さい鐘のような形をした、中に舌の下がっている金属製・陶器製・ガラス製などの鈴は、
〇 風鈴
が正しい表記です。
ウ


物と物の間に入って動きが取れなくなることは、
× 狭まる
ではなく
〇 挟まる
が正しい表記です。
エ


距離・時間などの間隔が近くなっていることは
〇 まぢか
が正しい表記です。
オ


かわったものは、
〇 異なもの
が正しい表記です。
カ


おしのけ取りのぞくことは
× 排徐
ではなく、
〇 排除
が正しい表記です。
キ


作品・思想・学説・行動などを一貫して流れる基本的な傾向は、
× 貴調
ではなく、
〇 基調
が正しい表記です。
ク


漆塗りの器物は、
× 膝器
ではなく、
〇 漆器
が正しい表記です。
ケ


もっている実力や特性を表し出すことは、
〇 発揮
が正しい表記です。
コ


跡目をつぐことは、
× 相族
ではなく、
〇 相続
が正しい表記です。
サ


発光体をガラス球に封入した照明用電気器具の総称は、
〇 電球
が正しい表記です。
シ


足りないこと・少ないことは、
〇 乏しい
が正しい表記です。
ス


だんだんとおかし、そこなうことは、
〇 浸食
が正しい表記です。
セ


身にふりかかるものとして受けることは、
× こおむる
ではなく、
〇 こうむる
が正しい表記です。
ソ


具合が良くて、気持ちの良いことは、
× 快的
ではなく、
〇 快適
が正しい表記です。
タ


昔ながらの伝統を重んずる傾向があることは、
× 個展的
ではなく、
〇 古典的
が正しい表記です。
チ


2つ以上の性格や特徴などをあわせもっていることは、
× 兼ね備なえる
ではなく、
〇 兼ね備える
が正しい表記です。
ツ


案を提出することは、
〇 提案
が正しい表記です。
次の問題


過去問解説の一覧
過去問で確認したいこと
特に、
- 敬語
- 文法
の2分野は、「解説を見れば、なんとなくわかるんだけど…」となりやすいのではないかと思います。
過去問を解いたときに、間違えた問題ごとに意識したいのは、
「そもそも知識がなくて解けなかった」
「知ってはいたが、問題になると解けなかった」
のどちらなのかを明確にすることです。
前者であれば、過去問を丁寧に解きながら、1つずつ知識の穴を埋めていきましょう。
- 語彙
- 言葉の意味
- 漢字
のような分野であれば、まとめて暗記していけるのですが、
- 敬語
- 文法
のような分野は、問題の文脈とセットで取り組むのがおススメです。
また、後者であれば、多くの練習問題で知識と問題のギャップをなくしていきましょう。
「わかる→できる」になることで、問題を解くスピードを上げていくことが大切です。
日本語検定は、1級から4級で、
- 語彙・言葉の意味・漢字などの聞かれる範囲が異なる
- 1問1問の難易度が異なる
という違いはあるものの、
- 敬語
- 文法
のような難易度が高い分野で必要な知識に大きな差があるわけではありません。
敬語であれば、
- 尊敬語
- 謙譲語Ⅰ
- 謙譲語Ⅱ
- 丁寧語
- 美化語
の5分類がそれぞれ「どのように定義されているか?」「どのような語が該当するか?」を整理しておきましょう。
その際に、単語を覚えていくのではなく、文章の中で登場人物を確認しながら見ていくのがおススメです。
文法であれば、
- 動詞
- 副詞
- 助詞
などの品詞ごとに、それぞれの語のもつ用法(使い方)を整理しておきましょう。
例えば、
買い物に行くので、8時に駅に集合してください。
には、3つの格助詞「に」がありますが、すべて用法が違います。
買い物に
の格助詞「に」は、「行く」という移動の目的を表しています。
また、
8時に
の格助詞「に」は、時を
駅に
の格助詞「に」は、「集合する」という移動の着点を表していますね。
まとまった参考書・問題集はないので、過去問で出てきた語の用法を1つずつノートなどにまとめていくのがおススメです。
この「日本語検定ナビ」では、分野ごとの練習問題を多数掲載しています。
- 過去問を解いていて、不安が残る分野
- もっと解くスピードを上げたい分野
があれば、ぜひご活用ください。

