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責任の使役を表す「させる」の例文・文法解説【JLPT N2 grammar】

今回は、「させる」について解説します。
This time, we’ll explain how to use ‘させる’.

この記事以外の文法解説は、以下からご確認ください。

目次

「させる」の意味

「させる」には、自分が原因で相手を好ましくない状況に置いてしまったときの使われ方があります。

水をあげるのを忘れて、花を枯れさせてしまった。
I forgot to water the flowers and ended up letting them wither.

「~させてしまう」の形でよく使われます。
It is often used in the form ~させてしまう, which expresses unintentionally causing something to happen.

「させる」の使い方

「させる」は、

Ⅰグループ動詞 – aせる
Ⅱグループ動詞 – させる


の形で用いられます。

Ⅲグループ動詞は、「(●●)させる」「来させる」です。

【Ⅰグループ動詞 – aせる】
どうやら、彼に手伝わせてしまったようだ。
It seems I ended up making him help me.

【Ⅱグループ動詞 – させる】
彼に見たくないものをさせてしまった。
I ended up making him see something he didn’t want to see.

活用形の補足説明
Vる動詞の辞書形図書館に行く
Vます動詞のマス形の語幹図書館に行きます
Vない動詞のナイ形図書館に行かない
Vない動詞のナイ形の語幹図書館に行かない
Vて動詞のテ形図書館に行ってきた
Vた動詞のタ形図書館に行った
Vよう動詞の意向形図書館に行こう
日本語を勉強しよう
Vば動詞のバ形薬を飲めば、すぐに良くなります
Vたら動詞のタラ形薬を飲んだら、すぐに良くなります
Vたり動詞のタリ形宿題をしたり、本を読んだりした
イAいイ形容詞の辞書形生きろ、そなたは美しい
イAイ形容詞の語幹生きろ、そなたは美し
イAくイ形容詞の語幹+く空が暗くなった
ナAナ形容詞の語幹景色がきれい
N名詞
スマートフォン
する動詞散歩する
する動詞のNする動詞の語幹散歩
普通形【動詞 verb】
読む
読まない
読んだ
読まなかった

【イ形容詞 イ-adjective】
青い
青くない
青かった
青くなかった

【ナ形容詞 ナ-adjective】
必要だ
必要ではない(必要じゃない)
必要だった
必要でははなかった(必要じゃかなった)

【名詞 noun】
有名人だ
有名人ではない(有名人じゃない)
有名人だった
有名人でじゃなかった(有名人じゃなかった)
丁寧形【動詞 verb】
読みます
読みません
読みました
読みませんでした

【イ形容詞 イ-adjective】
青いです
青くないです
青かったです
青くなかったです

【ナ形容詞 ナ-adjective】
必要です
必要ではありません(必要じゃありません)
必要でした
必要ではありませんでした(必要じゃありませんでした)

【名詞 noun】
有名人です
有名人ではありません
有名人でした
有名人ではありませんでした(有名人じゃありませんでした)
Ⅰグループ動詞読む
聞く
書く
話す など
Ⅱグループ動詞着る
食べる など
Ⅲグループ動詞する
来る

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