「として～ない」の例文・文法解説【JLPT N2 grammar】

「として～ない」の意味

「として～ない」は、「まったくない」という意味で使われます。

私は彼の約束を1度として破ったことはない。
I have never broken a promise to him, not even once.

彼女のことを1日として思い出さなかった日はない。
There hasn’t been a single day when I didn’t think of her.

最低の単位のものを挙げて、強く全否定するときに使われます。
It is used to give the smallest possible unit of something in order to strongly deny it.

「として～ない」の使い方

「として～ない」は、

1助数詞 + として～ない

の形で用いられます。

【1助数詞】
このプロジェクトについて、会議を1回として開かなかったことはない。
There hasn’t been a single time we didn’t hold a meeting about this project.

母は私の誕生日を1年として忘れたことはない。
My mother has never once forgotten my birthday in any year.