「にしたら」の例文・文法解説【JLPT N2 grammar】

「にしたら」の意味

「にしたら」は、「～の立場になってみると」という意味で使われます。

子どもにしたら、大人の言うことは難しすぎるかもしれない。
From a child’s point of view, what adults say might be too difficult to understand.

教師にしたら、学生が楽しそうに学んでくれるのが一番うれしい。
For a teacher, seeing students enjoy learning is the happiest thing.

話し手がその人の立場になって、その人の気持ちを代わりに伝えるときに使われます。
It is used when the speaker puts themselves in another person’s position and expresses that person’s feelings on their behalf.

「にしたら」の使い方

「にしたら」は、

N + にしたら

の形で用いられます。

【N】
親にしたら、子どもの安全が何よりも大切だ。
For parents, their child’s safety is more important than anything else.

新人にしたら、この仕事のプレッシャーはかなり大きいだろう。
For a newcomer, the pressure of this job must be quite heavy.