「ようものなら」の例文・文法解説【JLPT N2 grammar】

「ようものなら」の意味

「ようものなら」は、「もし～のようなことをしたら」という意味で使われます。

そんなことを親に知られようものなら、大変なことになる。
If my parents were to find out about that, it would be a huge problem.

この秘密を誰かに話そうものなら、信用を失うだろう。
If you were to tell this secret to anyone, you’d lose their trust.

「万が一そのようなことになったら大変なことになる」ということを述べるときに使われます。
It is used to state that “if such a thing were to happen, it would be a serious problem.”

「ようものなら」の使い方

「ようものなら」は、

Vよう + ものなら

の形で用いられます。

【Vよう】
試合中にルールを破ろうものなら、すぐに失格だ。
If you were to break the rules during the match, you’d be disqualified immediately.

あの上司に逆らおうものなら、後が怖い。
If you were to go against that boss, there’d be serious consequences.