伝聞を表す「ということだ」の例文・文法解説【JLPT N3 grammar】

伝聞を表す「ということだ」の意味

「ということだ」には、人から聞いた情報であることを表す伝聞の用法があります。

弟は、大学院に進学するということだ。
It seems that my younger brother will be advancing to graduate school.

ニュースによると、昨日隣町で火事があったということだ。
According to the news, it seems that there was a fire in the neighboring town yesterday.

いずれも、人から伝え聞いた情報であることを表しています。
In both cases, it indicates that the information was conveyed by someone else.

伝聞を表す「ということだ」の使い方

伝聞を表す「ということだ」は、

動詞の普通形 + という
イ形容詞の普通形 + という
ナ形容詞の普通形 + という
名詞の普通形 + という

のほか、命令や推量の表現に接続することもあります。

【動詞の普通形】
彼女いわく、今日の分の勉強は終わったということだ。
According to her, it seems that the studying for today is finished.

【イ形容詞の普通形】
母から聞いたところ、もう時間がないということだ。
According to what I heard from my mother, it seems that there is no more time left.

【ナ形容詞の普通形】
この本がレポートに必要だということだ。
This book is needed for the report, it seems.

【名詞の普通形】
警察の調査によると、彼が真犯人だということだ。
According to the police investigation, it seems that he is the real culprit.

【命令】
上司によると、17時までにこの作業を終えろということだ。
According to the boss, we need to finish this task by 5 PM.

【推量】
天気予報によると、明日は晴れるだろうということだ。
According to the weather forecast, it seems that it will be sunny tomorrow.