「くらい～はない」の例文・文法解説【JLPT N3 grammar】

「くらい～はない」の意味

「くらい～はない」は、「～は最高に～」という意味を表します。

このクラスには、彼くらい日本語が上手な人はいない。
In this class, there is no one as skilled in Japanese as him.

話し手が主観的に、彼がクラス内で1番日本語が上手であることを強調して述べています。
The speaker subjectively emphasizes that he is the most skilled in Japanese in the class.

客観的な事実に基づく場合には、使うことができません。
It cannot be used when based on objective facts.

× 日本で富士山くらい高い山はない。
× There is no mountain as high as Mount Fuji in Japan.

「くらい～はない」の使い方

「くらい～はない」は、

Vる + くらい～はない
N +くらい～はない

の形で用いられます。

【Vる】
音楽を聴くくらい楽しいことはない。
There’s nothing as enjoyable as listening to music.

【N】
母が作る料理くらいおいしいものはない。
There is no food as delicious as the one my mother makes.