「なんて」の例文・文法解説【JLPT N2 grammar】

「なんて」の意味

「なんて」は、「～ということは」という意味で使われます。

彼が私に謝るなんて、思ってもみなかった。
I never thought he would apologize to me.

この問題がこんなに簡単なんて、拍子抜けしたよ。
I was surprised that this problem was so easy.

予想していなかった事実について、見たり聞いたりしたときの感情を込めて言うときに使われます。
It is used to express one’s feelings when seeing or hearing an unexpected fact.

「なんて」の使い方

「なんて」は、

Vの普通形 + なんて
イAの普通形 + なんて
ナAの普通形 + なんて
Nの普通形 + なんて

の形で用いられます。

【Vの普通形】
あの静かな人が大声を出すなんて、信じられない。
I can’t believe that quiet person would raise his voice.

【イAの普通形】
彼女がそんなに優しいなんて、知らなかった
I didn’t know she was that kind.

【ナAの普通形】
彼が有名だなんて、全然知らなかった。
I had no idea he was famous.

【Nの普通形】
彼が医者だなんて、全然見えないね。
He doesn’t look like a doctor at all.