今回は、
✅ 「そばから」の意味・使い方
✅ 「そばから」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「そばから」の意味・使い方
「そばから」は、ある事態の実現後すぐに別の事態が実現することを表す
漢字を覚えるそばから、忘れていってしまう。
「漢字を覚える」という事態が実現 → すぐに対比的な「(覚えた漢字を)忘れる」という内容になっていますね。
「そばから」がつく従属節は、1回限りの内容よりも、複数回起こる内容を表すことが多いです。
片付けをするそばから、子どもがおもちゃを出していく。
であれば、単発の出来事ではなく、
- 過去にも同じことがあった
- 目の前で同じことが繰り返されている
ことを表しています。
連続する事態には、
片付けをするそばから、子どもがおもちゃを出していく。
のように、目の前で行われることもあれば、
草むしりをするそばから、雑草が生えてくる。
のように、長い目によることもあります。
「そばから」の接続
【動詞の非過去形】
漢字を覚えるそばから、忘れていってしまう。
【動詞の過去形】
漢字を覚えたそばから、忘れていってしまう。
【動詞のシテイル形】
「片付けなさい」と言っているそばから、子どもがおもちゃを出していく。
「そばから」の類似表現
「そばから」の類似表現は、「はしから」
漢字を覚えるそばから、忘れていってしまう。
漢字を覚えるはしから、忘れていってしまう。
のように、「そばから ⇔ はしから」を置き換えても不自然ではないですね。
接続も
【動詞の非過去形】
漢字を覚えるそばから、忘れていってしまう。
漢字を覚えるはしから、忘れていってしまう。
【動詞の過去形】
漢字を覚えたそばから、忘れていってしまう。
漢字を覚えたはしから、忘れていってしまう。
【動詞のシテイル形】
「片付けなさい」と言っているそばから、子どもがおもちゃを出していく。
「片付けなさい」と言っているそばから、子どもがおもちゃを出していく。
のように、同じです。
参考書籍
今回は、
✅ 「そばから」の意味・使い方
✅ 「そばから」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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