今回は、
✅ 「っけ」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「っけ」の意味・使い方
「っけ」は、忘れていたことを想起したことを表す
そんなこともあったっけ。
のように、独り言として用いられるほか、
君の傘は、どっちだっけ?
のように、聞き手に確認する疑問文で用いられることもあります。
【真偽疑問文】
あのとき、君もいたっけ?
【選択疑問文】
あのときいたのは、君だっけ?Aさんだっけ?
【補充疑問文】
あのときいたのは、誰だっけ?
のように、すべての疑問文の形で用いることが可能です。
過去の内容に言及する表現ですが、
明日は、何時に家を出るんだっけ?
のように、それを予定として決めた時点が過去であれば、「のだ」を介して「っけ」を使うことができます。
「っけ」は、自分の記憶が確かではないことを表すモダリティの1つです。
伝達態度のモダリティに分類され、話し手が聞き手にどのように内容を示そうとしているかを表しています。
伝達態度のモダリティは、主に
ズボンのチャックが開いているよ。
お前が消えて喜ぶ者に、お前のオールを任せるな。
のような終助詞によって表されます。
「っけ」は、終助詞ではないのですが、終助詞相当形式として、同じような取り扱いをしていますね。
モダリティと終助詞については、以下の記事で詳しく解説しています。
これらもあわせてご確認ください。
「っけ」の接続
【動詞】
昨年の今ごろは、中国にいたっけ。
【イ形容詞】
明日は、忙しいんだっけ?
【ナ形容詞】
この本はいつ必要なんだっけ?
【名詞】
チェックインは、何時だっけ?
参考書籍
今回は、
✅ 「っけ」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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