今回は、
✅ 「場合」の意味・使い方
✅ 「場合」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「場合」の意味・使い方
「場合」は、「ある時・状況・場面」を表す
記載内容に変更がある場合は、こちらに電話してください。
後述する「とき」「なら」と同じように、条件節と近い意味を表すことができます。
- 記載内容に変更がある → こちらに電話する
- 記載内容に変更がない → こちらに電話しない
ただし、
× お金がある場合は、新しいiPhoneが買えたのに。
のように、反事実条件を表すことができない点が、通常の条件節とは違います。
「場合」が使えるのは、
地震が起こった場合は、まず出入口を確保しましょう。
のような客観的に判断できる状況のみです。
また、「場合」が接続する従属節には、「ます」は現れますが、「です」が現れません。
○ 変更がございます場合は、こちらに電話してください。
× 変更です場合は、こちらに電話してください。
「場合」の接続
【動詞】
休日に学校に来る場合も、制服を着用してください。
【イ形容詞】
課題が難しい場合は、相談してください。
【ナ形容詞】
資料が必要な場合は、図書館で探してみましょう。
【名詞】
応募者多数の場合は、抽選で参加者を決めます。
「場面」の類似表現
「場面」の類似表現は、「とき」「なら」です。
記載内容に変更がある場合は、こちらに電話してください。
記載内容に変更があるときは、こちらに電話してください。
記載内容に変更があるなら、こちらに電話してください。
は、いずれも同じ内容を表しています。
参考書籍
今回は、
✅ 「場合」の意味・使い方
✅ 「場合」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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