「である」の用法・「の」とはどう違うの？【例文で学ぶ日本語文法】

2025年6月17日

今回は、
✅ 「である」の意味・使い方
✅ 「である」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。

この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。
ぜひ、以下をブックマークしてご確認ください
例文で学ぶ日本語文法

「である」の意味・使い方

「である」は、あとにつづく名詞の内容を説明・定義する

「である」は、「●●である◆◆」の形で、あとにつづく名詞の内容を説明したり、定義したりすることができます。

問題の原因である部品はすでに交換された。

では、「部品」の内容を「問題の原因である」のように説明しています。

また、

社長である山本氏が本日退任を発表した。

では、「山本氏」がどのような立場の人物であるかを「社長である」のように説明しています。

私の恩師である教師が、定年退職した。
日本の首都である東京は、世界的な都市だ。
問題の原因である機械はすでに修理された。
クラスの委員長である山田さんが代表して挨拶した。
事件の容疑者である男が逮捕された。
本校の校長である佐藤先生が講演を行った。
世界的指揮者である小澤征爾は多くの賞を受けている。
経済の専門家である田中教授が意見を述べた。
株式会社の社長である木村氏が会見を開いた。
このチームのリーダーである彼女が作戦を立てた。
政治家である父の影響で、彼も政治を志した。
問題の核心であるデータ改ざんが発覚した。
歴史的建造物であるこの寺は国宝に指定されている。
有名な作家である村上春樹の新刊が話題になっている。
犯罪組織の一員である男が国際手配された。
この物語の主人公である少年は特別な力を持っている。
重要な証拠である映像が裁判で提出された。
伝説の歌手である彼の人生を描いた映画が公開された。
最大の課題である人手不足への対応が急がれる。
主人公の友人である医師が物語の鍵を握っている。