今回は、
✅ 「ごとに」の意味・使い方
✅ 「ごとに」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「ごとに」の意味・使い方
「ごとに」は、2つの事態が同時に起こり、それが反復することを表す
姪が会うたびに大きくなっている。
従属節が「(私が)会うたびに」主節が「姪が大きくなっている」ですね。
2つの事態が同時に・かつ反復して起こっていることがわかります。
「ごとに」の接続
【動詞】
祖父は、会うごとにお小遣いをくれた。
【名詞】
オリンピックは、4年ごとに開催されている。
名詞に接続するときは、
帰省のごとに、旧友と会う。
のように、連体助詞の「の」を介することもあります。
「ごとに」の類似表現
「ごとに」の類似表現は、「たびに」「につけ」
祖父は、会うごとにお小遣いをくれた。
祖父は、会うたびにお小遣いをくれた。
祖父は、会うにつけお小遣いをくれた。
のように、「ごとに ⇔ たびに ⇔ につけ」を置き換えても不自然ではないですね。
接続に違いがあるので、1つずつ確認していきましょう。
「たびに」の接続
【動詞】
出張するたびに、家族にお土産を買ってくる。
【名詞】
結婚式のたびに、ご祝儀を出している。
この「の」は、連体助詞です。
「たびに」は、「ごとに」とは違い、連体助詞「の」を外して用いることはできません。
× 結婚式たびに、ご祝儀を出している。
「につけ」の接続
「につけ」は、動詞の非過去形にのみ接続します。
【動詞】
学生時代を振り返るにつけ、もっと勉強しておけば良かったと思う。
参考書籍
今回は、
✅ 「ごとに」の意味・使い方
✅ 「ごとに」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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