
今回は、
✅ 「言わずもがな」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「言わずもがな」の意味・使い方
「言わずもがな」は、言うまでもないことを表す
初心者は言わずもがな、経験者でも難しい作業だ。
では、
初心者にとって難しい作業であることは言うまでもなく当然として、経験者にとっても難しい作業だ。
ということを表しています。
また、
主演の演技が良かったのは言わずもがな、最初に出てきた女性の演技がすばらしかった。
では、
主演の演技が良かったのは言うまでもなく当然として、最初に出てきた女性の演技もすばらしかった。
ということを表しており、
子どもは言うずもがな、大人も楽しめるゲームだ。
では、
子供が楽しめることは言うまでもなく当然として、大人も楽しめるゲームだ。
ということを表しています。
「言わずもがな」の接続
【動詞の辞書形】
Aさんが反対するのは言わずもがな、Bさんもその意見に反対した。
父がそう考えるのは言わずもがな、母も同じ考えをしていた。
【名詞】
Aさんは言わずもがな、Bさんも反対派だとわかった。
Cさんは、英語は言わずもがな、フランス語も話すことができる。
この「の」は、準体助詞の「の」です。
前にあるひとまとまりを名詞として扱う働きをもっています。
【Aさんが反対するの】は言わずもがな、Bさんもその意見に反対した。
接続詞のように、文頭で用いられることもあります。
言わずもがな、またAさんが遅刻してきた。
この場合は、「いつもAさんは遅刻してくる」という前提があり、「当然今回も…」という内容を表しています。
また、「言わずもがなだ」の形で述語に用いられることもあります。
Aさんが遅刻してくるのは、言わずもがなだ。
参考書籍
今回は、
✅ 「言うまでもなく」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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