今回は、
✅ 「~か」「~かどうか」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「~か」「~かどうか」の意味・使い方
「~か」「~かどうか」は、疑問文を埋め込む表現
犯人がわかった。
ガ格名詞「犯人」は、述語で使われている動詞「わかる」の補語にあたります。
誰が犯人かがわかった。
この文では、「犯人」の部分が「誰が犯人か」に変わっています。
文中での役割は、同じく、述語で使われている動詞「わかる」の補語です。
「犯人」は単語でしたが、「誰が犯人か」は、述語を中心としたまとまりである「節」ですね。
補語の役割をする節なので、補足節です。
Aさんが犯人かどうかがわからない。
この文では、「犯人」の部分が「誰が犯人か」に変わっています。
文中での役割は、同じく、述語で使われている動詞「わかる」の補語です。
「犯人」は単語でしたが、「誰が犯人か」は、述語を中心としたまとまりである「節」ですね。
補語の役割をする節なので、これも補足節です。
誰が犯人かがわかった。
Aさんが犯人かどうかがわからない。
のように、「か」「どうか」を末尾に伴って不確定な内容を表す補足節を「疑問節」といいます。
疑問文を埋め込む内容であり、間接疑問文と呼ばれることもあります。
「~か」は、補充疑問節をつくる
そこにあるのは、何ですか?
→ ( )
いつ勉強しますか?
→ ( )
のような疑問文を補充疑問文といいます。
そこにあるのが何かがわからない。
いつ勉強するかを教えてください。
のように、補充疑問文が埋め込まれてできた疑問節が「補充疑問節」です。
- 何
- だれ
- いつ
- どこ
- なぜ
- どのように
などの疑問語と末尾の「か」を含む節が該当します。
「~かどうか」は、選択疑問節をつくる
彼は、独身ですか?
→ はい or いいえ
のような疑問文を選択疑問文といいます。
彼が独身かどうかを教えてください。
のように、選択疑問文が埋め込まれてできた疑問節が「選択疑問節」です。
「~かどうか」以外でも
彼が独身か既婚かを教えてください。
のような「~か~か」や
彼が独身か否かを教えてください。
のような「~か否か」も同様の機能をもっています。
参考書籍
今回は、
✅ 「~か」「~かどうか」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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