
今回は、
✅ 「こなす」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「こなす」の意味・使い方
「こなす」は、その動作を要領よくすることを表す
彼は難しい問題をすぐに解きこなす。
では、「難しい問題を解く」をすぐにできるようになることを表しています。
また、
ベテランはどんな機械でも使いこなす。
では、「どんな機械も使う」を要領よく、うまくすることを表しています。
「こなす」の接続
動詞本来の役割と意味が薄れて、ほかの動詞とセットで使われるときの「こなす」は、補助動詞です。
【動詞の連用形】
プレッシャーの中で本番を乗りこなした彼はすごい。
彼女は文法を完全に理解しこなしている。
私は毎朝メールを読みこなすのに1時間かかる。
彼は部下の性格を見極めこなしている。
英語のニュースもスムーズに聞きこなせるようになった。
大量の書類を一人で処理しこなした。
このカメラは初心者でも操作しこなせる。
彼女は数百人の前でのスピーチをやりこなした。
初めての演技でも自然に演じこなしていた。
外国語の文章を完璧に訳しこなしている。
長距離ランニングを涼しい顔で走りこなすなんて信じられない。
あのシェフは和洋中すべての料理を作りこなす。
高難度の曲をピアノで弾きこなす彼に感動した。
彼はデザインソフトを自在に使いこなす。
数字のデータを瞬時に分析しこなす能力がある。
社会人としてのマナーもきちんと身につけこなしている。
忙しい日々の中でも家事をやりこなしている母は尊敬に値する。
彼女は英語だけでなくフランス語も話しこなす。
いろいろな役割を引き受けこなしていて頼もしい存在だ。
難しいプログラムも独学で書きこなせるようになった。
「こなす」は、ほかの動詞とセットになる補助動詞以外にも、本動詞としても使われます。
その場合の代表的な意味は、「思うままに自由に扱う」です。
彼女は毎日の家事を完璧にこなしている。
上司は多くの仕事をスピーディーにこなす。
彼は一日に数十件の電話対応をこなしている。
プレゼンも会議も冷静にこなした。
忙しい中でも、スケジュールをうまくこなしていた。
参考書籍
今回は、
✅ 「こなす」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
さらに詳しく勉強したい方は、ぜひ手に入れてみてください。
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