今回は、
研究社
『研究社日本語教育事典』
をご紹介します。
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おススメの書籍・アイテム
この書籍で学べること
ポチップ
試験対策のための2冊目の用語集におススメ
1つ1つの解説が詳しいので、
△ 幅広く用語を確認する
よりも、
◎ 1つの用語を深堀りする
用途が向いています。
用語集としてだけでなく、読み物として使うのも良いですね。
ほかの用語集と併用して、知識の定着を図るのに使うと良いと思います。
併用する用語集は、
がおススメです。
以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。
書籍の内容をピックアップ！
この 『研究社日本語教育事典』は、大項目が
- 言語学
- 音声学・音韻論
- 第二言語習得
- 学習者心理
- 読解
- 社会言語学・語用論
- 談話分析・会話分析
- 待遇表現・ポライトネス
- 日本語教育文法
- 表記・語彙
- 外国語教授法・コースデザイン
- 教育工学・教材教具
- 日本語教育政策・日本語教育史
- 日本語史
- コーパス
- 統計
- テスティング・評価
で構成されています。
日本語教員試験・日本語教育能力検定試験で共通の出題範囲である「必須の50項目」は、大きく
- 社会・文化・地域
- 言語と社会
- 言語と心理
- 言語と教育
- 言語
の5区分で構成されているのですが、
- 初版が2012年であること
- そもそも、試験対策用に出版されたものではないこと
から、この『研社日本語教育事典』で試験対策を完結することはできません。
弱めな分野が「社会・文化・地域」なのですが、逆に強みである「言語」分野は、言語学関連を中心に、ほかの用語集にない詳しい解説が掲載されています。
近い分野の書籍とは、どう違うの？
ポチップ
のような試験対策用の用語集とは、そもそものコンセプトが違います。
どちらが良い・悪いではなく、それぞれの良さを活かした使い方ができると良いですね。
日本語教員試験・日本語教育能力検定試験の勉強では、日本語教育能力検定試験の過去問演習が中心になります。
そこで間違えた用語・自信がない用語が出てきたときには、まず試験対策用の用語集で知識の穴を埋めていきましょう。
この『研社日本語教育事典』が活きてくるのは、そのあとです。
その用語をより深い解説で確認することで、初見の問題に対応しやすくするための「知識の深さ」を身につけることができます。
試験対策に限定したものではないので、試験が終わってからも日々の学習に使いやすいのも良いですね。
ぜひ2冊目の用語集として、この『研社日本語教育事典』を検討してみてください。
最後に
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