
今回は、
✅ 「に忍びない」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「に忍びない」の意味・使い方
「に忍びない」は、耐えられないことを表す
父からのプレゼントされた財布なので、ボロボロになったとしても捨てるに忍びない。
では、その財布を捨てることが気持ち的に耐えられないことを表しています。
また、
まだ朝が早いので、子どもたちを起こすに忍びない。
では、子どもたちを朝の早い時間に起こしてしまうのに耐えられないことを表しています。
「忍ぶ」は、
- こらえる
- 耐える
- 我慢する
をあらわす動詞です。
「忍びず」の「ず」を「ない」に置き換えた形が用いられており、「忍びない」で
- こらえられない
- 耐えられない
- 我慢できない
という内容を表しています。
「に忍びない」の接続
【動詞】
身内の恥ずかしい話は、聞くに忍びない。
彼の頼みを断るに忍びなかった。
彼女の姿は、見るに忍びなかった。
古くなったけれど、亡き祖母の手紙は捨てるに忍びない。
一生懸命描いた子どもの絵を破るに忍びない。
苦労して育てた花を刈り取るに忍びない。
彼の涙を見ては、これ以上責めるに忍びない。
長年住んだ家を壊すに忍びない。
誰よりも努力してきた彼を落とすに忍びない。
ペットの写真を見ると、もう会えないことを思い出して涙するに忍びない。
笑顔で送り出すつもりが、別れを告げるに忍びなかった。
友人の失敗を笑うことは、どうしてもするに忍びない。
彼女の誠実な態度を見ると、嘘をつくに忍びなかった。
大切にしていたぬいぐるみを処分するに忍びない。
両親の期待を裏切るに忍びないと思い、夢を諦めた。
「に忍びない + 名詞」の形で、名詞を修飾することもあります。
見るに忍びない惨状だった。
両親に報告するに忍びないテスト結果だった。
参考書籍
今回は、
✅ 「に忍びない」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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