今回は、
✅ 「のところ」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「のところ」の意味・使い方
「のところ」は、「●●の時点での状況」を表す
現在のところ、新しい情報は入ってきていない。
では、「現在の時点での状況」を
今のところ、来場予定者は半分しか来ていない。
では、「今の時点での状況」を表しています。
いずれも、その時点での状況であり、
現在のところ、新しい情報は入ってきていない。
では、「このあとには、新しい情報が入ってくるかもしれないが…」
今のところ、来場予定者は半分しか来ていない。
では、「これから、まだ来場予定者が来るかもしれないが…」という可能性を含めていることに注意が必要です。
「のところ」の「の」は、連体助詞です。
現在のところ
今のところ
のように、前の名詞と「ところ」という名詞をつないで、「どのようなところなのか?」という修飾関係をつくっています。
連体助詞の「の」については、以下の記事で詳しく解説しています。
こちらも、あわせてご確認ください。
「のところ」と一緒に使われる語
【現在のところ】
現在のところ、会議室には部長と私しか来ていない。
朝は雨だったが、現在のところは晴れている。
【今のところ】
今のところ、10戦10勝だ。
今のところは、状況に変化はありません。
【このところ】
このところ、パソコンの調子が良くない。
このところの彼の様子からすると、休みを取らせた方が良いかもしれない。
話し言葉では、「このところ」が「ここのところ」「ここんとこ」のような形で現れることもあります。
ここのところ、パソコンの調子が良くない。
ここんとこ、パソコンの調子が良くない。
参考書籍
今回は、
✅ 「のところ」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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