
今回は、
ダイヤモンド社
『ていねいな文章大全』
をご紹介します。
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おススメの書籍・アイテム
どんな本なの?
著者は、石黒圭先生
日本語教育能力検定試験の記述対策における


の本にお世話になった方も多いのではないでしょうか?
文章術の本も多く書かれていて、
なども、新書で読みやすい内容なので、おススメです。
大学生であれば、
は必読書ですし、最近の著書だと


も面白かったですよ (^^)
ていねいな文章とは?
「ていねい」には、どのような意味が込められているか?
- 不正確な文章を、正確な文章に
- わかりにくい文章を、わかりやすい文章に
- 不快な文章を、配慮のある文章に
- 退屈な文章を、工夫を凝らした文章に
するための内容として、それぞれのセクションが疑問点で始まり、それに回答する形で具体的にどう直していけば良いかを学ぶことができます。
「会長は夕食を食べられた」
会長は夕食を食べられた。
の文は、
会長は飼い猫に夕食を食べられた。
のような受身文や、
深夜になり、ようやく会長は夕食を食べられた。
のような可能文との区別がつきにくいですね。
また、
会長は夕食をお食べになった。
のような「お~になる」を使った文や
会長は夕食を召し上がった。
のようの特殊系を使った文の方が敬意が高い印象になるので、違和感がなくなる場合が多いです。
LINEで「。」を使わない人が多い理由
【箇条書き】
日本語教育能力検定試験の過去演習では、次の3つが大切です。
・ 再現性のある解き方をする
・ 解説を覚えるレベルまで反復する
・ 用語集を併用して、理解を深める
【閉じカッコの前】
彼が「見ろ、人間がゴミのようだ」と言った。
などは、句点「。」がなくても不自然ではないですね。
「打ち言葉」とは、PCやスマートフォンなどで打ち込んだ語のことです。
打ち言葉の1つであるLINEやチャットは、PCのメールとは違い、会話のキャッチボールの回数を重ねていくことで、やり取りをしていきます。
本書では、LINEのやり取りではお互いの話を切らずに続けることが大切なので、それを強く切ってしまう働きがある句点「。」が馴染まないことが述べられています。
最後に
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