今回は、
✅ 「としても」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
目次
「としても」の意味・使い方
「としても」は、累加的な提示・反事実条件を表す
彼の進学については、私としても応援したい気持ちがあります。
この「としても」は、思考や認識・感情の主体を累加的に示す用法です。
ほかにも応援している人がいる中、「私」も応援したい気持ちがあることが付け加えて示されています。
また、
もし私が彼だったとしても、同じ決断をしただろう。
の「としても」は、ある条件が起こったものとして仮定する反事実条件の用法です。
実際には「私=彼」ではないのですが、仮に「私=彼」だったら…という条件であることが示されています。
「としても」の接続
累加を表す「としても」の接続
【名詞】
その決定は、彼としても不本意だろう。
この場合の「としても」は、複合格助詞「として」に、累加のとりたて助詞「も」が付加されたものです。
通常の格助詞と同様に、名詞に後続します。
反事実条件を表す「としても」の接続
【動詞】
車を買うとしても、子どもが生まれてからだ。
【イ形容詞】
時間がないとしても、丁寧に取り組みましょう。
【ナ形容詞】
どんなに元気だとしても、毎年健康診断を受けることにしている。
【名詞】
有名人だとしても、列に割り込んではならない。
参考書籍
今回は、
✅ 「としても」の意味・使い方
について、解説してきました。
著:功雄, 庵, 著:久実子, 中西, 著:信乃, 高梨, 著:敏弘, 山田, 監修:博之, 白川
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を主に参考にしています。
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