
今回は、
✅ 動き動詞・状態動詞とは?
✅ 動き動詞の特徴
✅ 状態動詞の特徴
について、一緒に勉強していきましょう。
この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。
ぜひ、以下をブックマークしてご確認ください
例文で学ぶ 日本語文法
動き動詞・状態動詞とは?
動詞は、アスペクトの観点から「動き動詞」「状態動詞」に分類できる
子どもたちが公園で遊ぶ。
で使われている動詞「遊ぶ」は、動きを表しています。
これは、「動き動詞」です。
また、
子どもたちが公園にいる。
で使われている動詞「いる」は、動きを表しているわけではありません。
これは、「状態動詞」です。
そのほかに、
- 話す
- 聞く
- 読む
- 見る
- 泳ぐ
- 走る
- 歩く
- 勉強する
などが「動き動詞」に
- ある
- いる
- 存在する
などが「状態動詞」に分類されます。
動き動詞の特徴
動き動詞は、「主体動作動詞」「主体変化動詞」に分類できる
木で家を建てる。
で使われている動詞「建てる」は、主体である話し手がその動作をすることを表しています。
これは、「主体動作動詞」です。
また、
台風で家が倒れる。
で使われている動詞「倒れる」は、主体である「家」が変化したことを表しています。
これは、「主体変化動詞」です。
ほかには、
- 遊ぶ
- 読む
- 走る
などが「主体動作動詞」に
- 死ぬ
- 壊れる
- 変わる
などが「主体変化動詞」に分類されます。
動き動詞は、「継続動詞」と「瞬間動詞」に分類できる
「継続動詞」は、シテイル形にすると
子どもたちが公園で遊んでいる。
のように、進行中の動作を表すことができます。
また、「瞬間動詞」は、シテイル形にすると
道端でセミが死んでいる。
のように、変化の結果を表すことができます。
前述の「主体動作動詞」の多くは「継続動詞」で、「主体変化動詞」の多くは「瞬間動詞」です。
状態動詞の特徴
動きを表さない点で動詞の典型から外れており、動き動詞にある
【動き】
子どもたちが公園で遊ぶ。
【進行中の動作】
子どもたちが公園で遊んでいる。
のような「スル形 ⇔ シテイル形」の対立はありません。
「そびえている」などは、意味としても物の様子を表しており、形容詞に近い性質をもっています。
参考書籍
今回は、
✅ 動き動詞・状態動詞とは?
✅ 動き動詞の特徴
✅ 状態動詞の特徴
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
さらに詳しく勉強したい方は、ぜひ手に入れてみてください。
また、この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。
ぜひ、ブックマークしてご確認ください。

