
今回は、
✅ 「うんぬん」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。
ぜひ、以下をブックマークしてご確認ください
例文で学ぶ 日本語文法
「うんぬん」の意味・使い方
「うんぬん」は、以下を省略していること・あれこれ言うことを表す
豚もおだてりゃ木に登るとは、よく言ったものだ。
↓
豚もおだてりゃうんぬんとは、よく言ったものだ。
のように、以下を省略するのが1つ目の用法です。
引用文などをすべて言わずに、「うんぬん」を使って省略しています。
今さら結果についてうんぬんしても遅い。
のように、あることについて、あれこれ言うのが2つ目の用法です。
この場合は、「うんぬんする」のように、Ⅲグループ(サ行変格活用)の動詞として使われます。
「うんぬん」は、漢字だと「云々」です。
「うんうん」の連声で、2つ目の「う」が「ぬ」になっています。
「連声」とは、2つの漢字からなる語の1番目の字が子音で終わり、かつ2番目の字がア・ヤ・ワ行であるときに、それがタ・ナ・マ行に変化する現象のことです。
「反(はん)」+「応(おう)」→「反応(はんのう)」
「輪(りん)」+「廻(え)」→「輪廻(りんね)」
【引用した文や一言では言い切れないことばを中断して以下を省略する用法】
彼の言い訳には、責任の所在がどうこううんぬんと書かれていた。
成績がどうこううんぬんよりも、まずは健康が大事だ。
会議では予算の使い方についてうんぬんと議論が続いた。
形式がどうこううんぬん言う前に、まずは行動すべきだ。
【あることについてあれこれ言うときの用法】
政治家の発言がうんぬんされているが、真意はまだ明らかではない。
昨日の会議で彼の案がうんぬんされていたよ。
上司は手続きがどうだこうだとうんぬんしていて、なかなか許可を出してくれない。
参考書籍
今回は、
✅ 「うんぬん」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
さらに詳しく勉強したい方は、ぜひ手に入れてみてください。
また、この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。
ぜひ、ブックマークしてご確認ください。

