今回は、
✅ 「ながら」の意味・使い方
✅ 「ながら」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「ながら」の意味・使い方
「ながら」は、逆接・付帯状況を表す
健康に良くないと知りながら、お酒ばかり飲んでいる。
この場合の「ながら」は、逆接の用法です。
「健康に良くないと知っている」のであれば、後続するのは「お酒ばかり飲んではいない」ですが、それに反する内容が続いていますね。
スマートフォンを触りながら、テレビを見ている。
この場合の「ながら」は、付帯状況の状況です。
「スマートフォンを触る」という動作を行いながら、「テレビを見る」という動作を行っていますね。
逆接を表す「ながら」の接続
【動詞】
ダメだとわかっていながら、覚せい剤に手を出してしまった。
【イ形容詞】
忙しいながら、新しい仕事を受け入れた。
【ナ形容詞】
この町は静かながら、夜になると騒音が増える
【名詞】
子どもながら、堂々としている。
【副詞】
いやいやながら、彼の意見に賛同した。
付帯状況を表す「ながら」の接続
【動詞】
テレビを見ながら、宿題をした。
「ながら」の類似表現
「ながら」の類似表現は、「つつ」
「ながら」は、逆接・付帯状況のいずれの場合でも、「つつ」に言い換えることができます。
【逆接】
健康に良くないと知りながら、お酒ばかり飲んでいる。
健康に良くないと知りつつ、お酒ばかり飲んでいる。
【付帯状況】
テレビを見ながら、宿題をした。
テレビを見つつ、宿題をした。
のように、いずれの用法も「ながら ⇔ つつ」を置き換えても不自然ではないですね。
動詞の連用形(マス形の語幹)に接続する点も共通しています。
参考書籍
今回は、
✅ 「ながら」の意味・使い方
✅ 「ながら」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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