
今回は、
✅ 「むしろ」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「むしろ」の意味・使い方
「むしろ」は、程度を拡大する表現
この商品は安価ではない。むしろ高価だと言えるだろう。
この文の先行部は、「この商品は安価ではない」という否定表現です。
後続部が「高価だと言えるだろう」で、否定の程度を拡大させていることがわかります。
少子化の傾向は良くなっていない。むしろ悪くなっていっている。
この文の先行部は、「少子化の傾向は良くなっていない」という否定表現です。
後続部が「悪くなっていっている」で、否定の程度を拡大させていることがわかります。
この商品は安価ではない。むしろ…
少子化の傾向は良くなっていない。むしろ…
のように、「むしろ」があることで、先行部の内容が否定されて、後続部でその否定がさらに強まることが予告されますね。
「よりむしろ」の形で用いられることも
休日は、外出するよりむしろ家にいたい。
のように、2つの動詞を比べて、あとに続く内容の方が適当であることを表したり、
お茶よりむしろビールが飲みたい。
のように、2つの名詞を比べて、あとに続く内容の方が適当であることを表したりします。
この使い方の場合は、
休日は、外出するよりもむしろ家にいたい。
お茶よりもむしろビールが飲みたい。
のように、「よりもむしろ」となることもありますが、意味は変わりません。
参考書籍
今回は、
✅ 「むしろ」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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