カ行変格活用とは？例と活用表を一覧でわかりやすく解説！【例文で学ぶ 日本語文法】

カ行変格活用とは？

カ行変格活用は、動詞の活用の種類の1つ

「下一段活用」は、動詞の活用の種類の1つで、「来る」「○○来る」の活用のことです。

来る

未然形	こ-ない こ-よう
連用形	き-て
終止形	くる
連体形	くる-とき
仮定形	くれ-ば
命令形	こい

五段活用・上一段活用・下一段活用とは違い、変則的に活用します。

学校教育では、

△　「ない」が後続するのが未然形

と習うことが多いのですが、

○　推量・意志の助動詞「よう」が後続するのも未然形

です。

未然形・連用形などのそれぞれの活用形については、以下の記事で詳しく解説しています。
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語幹と活用語尾

活用する自立語で、用いられ方によって形の変わらない部分を「活用語尾」・常に形が変わらない部分を「語幹」と言います。

来る

未然形	こ-ない こ-よう
連用形	き-て
終止形	くる
連体形	くる-とき
仮定形	くれ-ば
命令形	こい

のように、カ行変格活用の動詞は、語幹と活用語尾を区別することができません。

カ行変格活用の動詞の例

カ行変格活用の動詞

来る

未然形	こ-ない こ-よう
連用形	き-て
終止形	くる
連体形	くる-とき
仮定形	くれ-ば
命令形	こい

のように、カ行変格活用の動詞は、「来る」のみです。

ただし、

出てくる

未然形	でてこ-ない でてこ-よう
連用形	でてき-て
終止形	でてくる
連体形	でてくる-とき
仮定形	でてくれ-ば
命令形	でてこい

行ってくる

未然形	いってこ-ない いってこ-よう
連用形	いってき-て
終止形	いってくる
連体形	いってくる-とき
仮定形	いってくれ-ば
命令形	いってこい

やってくる

未然形	やってこ-ない やってこ-よう
連用形	やってき-て
終止形	やってくる
連体形	やってくる-とき
仮定形	やってくれ-ば
命令形	やってこい

のように、「来る」が補助動詞として使われる場合も、カ行変格活用の動詞として取り扱われます。

最後に

今回は、
✅ カ行変格活用とは？
✅ カ行変格活用の動詞の例
について、解説してきました。

を主に参考にしています。

さらに詳しく勉強したい方は、ぜひ手に入れてみてください。

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