日本語教員試験の過去問は、どこで見られる？どう対策すべき？

そもそも、日本語教員試験とは…？

という方は、先にこちらの記事をご確認ください。

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日本語教員試験の過去問は、公開されていない

日本語教員試験の過去問を手に入れる方法はない

日本語教員試験の過去問は、公開されていません。
また、試験後の持ち帰りも禁止されています。

インターネット上の情報商材に注意

試験問題の漏洩は、試験終了後であっても不正行為に当たります。
販売しているモラルのない業者もいますが、関わらないほうが賢明です。

■不正行為の対応について
⑴ 試験時間中及び試験終了後に試験問題の漏洩が発覚した場合は、試験を無効とします。
⑵ 不正行為が判明した場合や、申請に当たって虚偽又は不正な事実が認められた場合は、その受験を停止
又は試験を無効とします。また、次回以降の受験を認めない場合があります。
⑶ 不正行為により試験に合格し、登録日本語教員に登録され、その後不正行為が判明した場合、登録が取
り消されるとともに、以降５年間は登録できなくなります。
※このほか、試験会場での指示事項及び試験監督者・係員の指示等は必ず守ってください。指示に従わ
ないときには、試験の停止等の措置を取ります。

令和 7 年度 日本語教員試験　試験案内

過去問が使えないとなると…どう対策すべき？

日本語教育能力検定試験の過去問を活用

同出題範囲である「日本語教育能力検定試験」の過去問を使って練習するのが最善手です。

ＸなどのSNS上では、

日本語教育能力検定試験の過去問を使ったが、歯が立たなかった…

といった投稿もありますが、これは

• どこまで本質的に周回できたか？
• 何年度分に取り組めたか？
• 応用試験からだといって、試験Ⅱ・Ⅲに限定していなかったか？

などにもよります。

SNSで情報収集する際は、

合格した人がどれくらい過去問をやっていたか？

に注目してみましょう。

総合的・網羅的な専用問題集が出版されていない以上、質の高い問題に繰り返し取り組むことが、現状の最善手だと言えます。

出題形式になれるためには

出題形式に慣れるためには、聴解は「くろしお出版」・読解は「コスモピア」から出ている問題集がおススメです。

ここで気をつけなければならないのは、これらはあくまで

◎ 出題形式に慣れるためのもの

であることです。

解説はどちらも丁寧でわかりやすいのですが、

× ゼロべ―スから知識を体系的に学ぶためのもの

ではないので、注意しましょう。