下一段活用とは？例と活用表を一覧でわかりやすく解説！【例文で学ぶ 日本語文法】

下一段活用とは？

下一段活用は、動詞の活用の種類の1つ

「下一段活用」は、動詞の活用の種類の1つで、活用語尾がエ段に活用します。

集める

未然形	集め-ない 集め-よう
連用形	集め-て
終止形	集める
連体形	集める-とき
仮定形	集めれ-ば
命令形	集めろ 集めよ

学校教育では、

△　「ない」が後続するのが未然形

と習うことが多いのですが、

○　推量・意志の助動詞「よう」が後続するのも未然形

です。

また、命令形が「ろ」「よ」の2種類ある点も注意しておきましょう。

未然形・連用形などのそれぞれの活用形については、以下の記事で詳しく解説しています。
こちらも、あわせてご確認ください。

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語幹と活用語尾

活用する自立語で、用いられ方によって形の変わらない部分を「活用語尾」・常に形が変わらない部分を「語幹」と言います。

集める

であれば、

未然形	集め-ない 集め-よう
連用形	集め-て
終止形	集める
連体形	集める-とき
仮定形	集めれ-ば
命令形	集めろ 集めよ

の青線部分が活用語尾で、

未然形	集め-ない 集め-よう
連用形	集め-て
終止形	集める
連体形	集める-とき
仮定形	集めれ-ば
命令形	集めろ 集めよ

の赤線部分が語幹です。

ただし、2拍の動詞では、語幹と活用語尾を見分けることはできません。

得る

未然形	得-ない 得-よう
連用形	得-て
終止形	得る
連体形	得る-とき
仮定形	得れ-ば
命令形	得ろ 得よ

寝る

未然形	寝-ない 寝-よう
連用形	寝-て
終止形	寝る
連体形	寝る-とき
仮定形	寝れ-ば
命令形	寝ろ 寝よ

下一段活用の動詞の例

ア行　下一段活用の動詞

得る

未然形	得-ない 得-よう
連用形	得-て
終止形	得る
連体形	得る-とき
仮定形	得れ-ば
命令形	得ろ 得よ

カ行　下一段活用の動詞

受ける

未然形	受け-ない 受け-よう
連用形	受け-て
終止形	受ける
連体形	受ける-とき
仮定形	受けれ-ば
命令形	受けろ 受けよ

ガ行　下一段活用の動詞

上げる

未然形	上げ-ない 上げ-よう
連用形	上げ-て
終止形	上げる
連体形	上げる-とき
仮定形	上げれ-ば
命令形	上げろ 上げよ

サ行　下一段活用の動詞

寄せる

未然形	寄せ-ない 寄せ-よう
連用形	寄せ-て
終止形	寄せる
連体形	寄せる-とき
仮定形	寄せれ-ば
命令形	寄せろ 寄せよ

サ行　下一段活用の動詞

寄せる

未然形	寄せ-ない 寄せ-よう
連用形	寄せ-て
終止形	寄せる
連体形	寄せる-とき
仮定形	寄せれ-ば
命令形	寄せろ 寄せよ

ナ行　下一段活用の動詞

寝る

未然形	寝-ない 寝-よう
連用形	寝-て
終止形	寝る
連体形	寝る-とき
仮定形	寝れ-ば
命令形	寝ろ 寝よ

ラ行　下一段活用の動詞

流れる

未然形	流れ-ない 流れ-よう
連用形	流れ-て
終止形	流れる
連体形	流れる-とき
仮定形	流れれ-ば
命令形	流れろ 流れよ

最後に

今回は、
✅ 下一段活用とは？
✅ 下一段活用の動詞の例
について、解説してきました。

を主に参考にしています。

さらに詳しく勉強したい方は、ぜひ手に入れてみてください。

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