格助詞「と」(ト格)について、大枠の用法での仲間外れはどれかを問題で確認していきましょう。
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【復習】格助詞「と」(ト格)の用法
\ 「あれ…?イマイチわからない…」となったら/
用法の大枠を確認する練習問題
選択問題
【 】内に示した観点から見て、下線部の性質が他と異なるものを選びましょう。
【「と」の用法】
1 母と学校に向かった。
2 Aさんと法廷で戦った。
3 時間内にゴールできなければ、失格とみなします。
4 上司とあいさつにまわった。
5 5年付き合った彼氏と別れた。
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1 母と学校に向かった。
2 Aさんと法廷で戦った。
3 時間内にゴールできなければ、失格とみなします。
4 上司とあいさつにまわった。
5 5年付き合った彼氏と別れた。
3のみ、格助詞「と」の内容の用法です。
そのほかは、相手の用法ですね。
選択肢1の解説
母と学校に向かった。
ト格名詞「母」は、述語で使われている動詞「向かう」の相手を表しています。
より具体的にするのであれば、共同動作の相手です。
選択肢2の解説
Aさんと法廷で戦った。
ト格名詞「Aさん」は、述語で使われている動詞「戦う」の相手を表しています。
より具体的にするのであれば、相互動作の相手です。
選択肢3の解説
時間内にゴールできなければ、失格とみなします。
ト格名詞「失格」は、述語で使われている動詞「みなす」の内容を表しています。
選択肢4の解説
上司とあいさつにまわった。
ト格名詞「上司」は、述語で使われている動詞「まわる」の相手を表しています。
より具体的にするのであれば、共同動作の相手です。
選択肢5の解説
5年付き合った彼氏と別れた。
ト格名詞「私」は、述語で使われている動詞「別れる」の相手を表しています。
より具体的にするのであれば、相互動作の相手です。
最後に
今回は、
- 格助詞「と」(ト格)の用法
について、
- 大枠での用法を見分ける
ための練習問題に取り組んできました。
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