
令和7年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
試験Ⅰ 問題6
の解説です。
お手元に、問題冊子をご用意の上でご確認ください。
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問1
その答えになる理由


選択肢を1つずつ見ていきましょう。
現職教師の授業の良い部分を模倣することは良いのですが、すべてをそのまま模倣する必要はありません。
守破離という言葉があるように、まずは真似をして、徐々に自分の方を身につけていけると良いですね。
また、1人で黙々とシミュレーションするよりも、リアクションややり取りがある状態の方が活きた練習になりやすいです。
1は間違いです。
受講生が現役教師のモデル授業に参加するのではなく、現役教師のモデル授業に受講生が参加した方が良いですね。
2は間違いです。
養成課程における模擬授業では、実際に学習者が授業に参加することもあれば、ほかの受講生が学習者役として参加することもあります。
3が正解です。
学習者が模擬授業に参加することはできますが、受講生の段階で実際の授業を行うことはできません。
4は間違いです。
問2
その答えになる理由


選択肢に共通してある通り、
① 授業の目的を明確にする
が最初に来ます。
そのあとは、1・2は④が、3・4は⑤が来ていますね。
「指導方法・活動形態」と「学習項目」では、後者が決まっていないと、前者の優先度が決められません。
⑤が先に来るので、この時点で1・2は違います。
そのあとのポイントは、④の前に来るのが②なのか③なのかです。
④ 指導方法や活動形態などを決定する
そもそもの「学習項目」の内容が決まっていないと、具体的な「活動」の内容を決めることができません。
- 学習項目の内容である⑤と②
- 活動の内容である④と③
がそれぞれペアになるので、3が正解です。
問3
解説 IRE/IRF型
- 教師の発話によって会話がスタート(Initiation)
- 学習者がそれに返答(Response)
- 教師が学習者の答えに対して、評価(Evaluation)・フィードバック(Feedback)すること
その答えになる理由


4がIRE/IRE型の説明そのままですね。
これが正解です。
問4
その答えになる理由


選択肢を1つずつ見ていきましょう。
教師が「これを伝えたい」「学習者の●●をできるように…に応えたい」という見方や考え方について意見交換することで、自身になかった視点を取り入れることができますね。
1は間違っていません。
見学者に自身の信念を訴える場も必要かもしれませんが、それは授業検討会の場である必要はありません。
授業検討会の場では、具体的な授業の内容に沿った内容での議論が良いですね。
2が間違いです。
「授業はこうあるべきですよ!」ではなく、「こういうことを伝えたかったんです」「どうすればもっと真意を伝えやすくなりますか?」といったやり取りの方が建設的な議論になりやすいですね。
自身の価値観を押し付けていては、「検討会」になりえません。
3は間違っていません。
「こういうことを伝えたかったんです」「それであれば、この順番の方が良かったかもしれませんね」のように、授業の背景にあった考えについての意見交換ができると、有意義な授業検討会になると思います。
4は間違っていません。
問5
その答えになる理由


選択肢を1つずつ見ていきましょう。
1は何も問題ありません。
これが正解です。
授業の記録は、教師と学習者の発言だけでなく、学習者の作文や作品などのアウトプットも対象になります。
2は間違いです。
授業形態が異なれば、授業方法の記録方法も違います。
3は間違いです。
一字一句正確に記録することができればそれに越したことはないのですが…
AIを使っても現実的ではないので、どちらかというと流れと内容を意識した方が良いですね。
4は間違いです。
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