令和元年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
試験Ⅰ 問題14
の解説です。
お手元に、問題冊子をご用意の上でご確認ください。
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問1 外国人の看護師候補者・介護福祉士候補者の受け入れ
その答えになる理由
出典元はこちら P1参照
2018年現在、経済連携協定(EPA)の枠組みの中で、
●インドネシア
●フィリピン
●ベトナム
の3か国から、外国人の看護師候補者と介護福祉士候補者を受け入れています。
3が正解です。
問2 在留資格
その答えになる理由
出典元はこちら P2参照
外国人の看護師候補者・介護福祉士候補者に与えられる在留資格は「特定活動」です。
2が正解です。
問3 日本語研修
その答えになる理由
出典元はこちら P1参照
外国人の看護師候補者・介護福祉士候補者に対する日本語研修は、「訪日前」「訪日後」の2回行われます。
4が正解です。
問4 在留期間中の国家試験受験
その答えになる理由
出典元はこちら P2参照
在留期間中の国家試験については、以下の通りです。
看護師候補者
●在留期間3年間で、毎年受験可能
●合格の場合、引き続き就労
●不合格の場合、1年間病院で就労・研修し4年目の受験へ
●4年目の受験が不合格の場合、帰国
介護福祉士候補者
●在留期間4年間で、4年目に初めて受験可能
●合格の場合、引き続き就労
●不合格の場合、1年間介護施設で就労・研修し5年目の受験へ
●5年目の受験が不合格の場合、帰国
1が正解です。
問5 候補者に配慮した試験の見直し
その答えになる理由
出典元はこちら P4・5参照
看護師国家試験の見直し等
◎これまでの看護師国家試験で以下の取り組みを実施済み
社団法人 国際厚生事業団 受入れ支援等の取り組み・受入れ状況などについて
〇難解な用語の平易な用語への置き換え 〇主語・述語・目的語の明示
〇難解な漢字(専門用語除く)へのふりがなの付記 〇疾病名への英語の併記
〇国際的に認定されている略語等の併記 〇外国人名への原語の併記
◎さらに、平成24年度看護師国家試験から、候補者への特例として、
〇試験時間の延長
〇全ての漢字にふりがなを付与
介護福祉士国家試験の見直し等
◎これまでの介護福祉士国家試験で以下の取り組みを実施済み
社団法人 国際厚生事業団 受入れ支援等の取り組み・受入れ状況などについて
〇難解な用語の平易な用語への置き換え 〇主語・述語・目的語の明示
〇難解な漢字へのふりがなの付記 〇疾病名への英語の併記
〇国際的な略語等の英語の付記 〇外国人名への原語の併記
◎さらに、平成24年度介護福祉士国家試験より、候補者に配慮して、
〇試験時間を一般の受験生の1.5倍に延長
「午前:110分、午後:100分」⇒「午前:165分、午後:150分」
〇わかりやすい日本語への改善
〇全ての漢字にふりがなを付記
※ ふりがなが多すぎるとかえって読みにくくなるとの意見もふまえ、選択可能の方式とする
3が正解です。