格助詞「が」(ガ格)について、大枠の用法での仲間外れはどれかを問題で確認していきましょう。
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【復習】格助詞「が」(ガ格)の用法
\ 「あれ…?イマイチわからない…」となったら/
大枠の用法での仲間外れを確認する練習問題
選択問題
【 】内に示した観点から見て、下線部の性質が他と異なるものを選びましょう。
【「が」の用法】
1 イベントに当選できなかったことが悲しい。
2 Aさんが私の初恋の人だ。
3 まだ、1人では着付けができない。
4 Aさんの昇進がうらやましい。
5 筆記体が書けないので、練習しよう。
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1 イベントに当選できなかったことが悲しい。
2 Aさんが私の初恋の人だ。
3 まだ、1人では着付けができない。
4 Aさんの昇進がうらやましい。
5 筆記体が書けないので、練習しよう。
2のみ、格助詞「が」の主体の用法です。
そのほかは、対象の用法ですね。
選択肢1の解説
イベントに当選できなかったことが悲しい。
ガ格名詞「当選できなかったこと」は、述語で使われているイ形容詞「悲しい」の心的状態の対象を表しています。
選択肢2の解説
Aさんが私の初恋の人だ。
ガ格名詞「Aさん」は、名詞述語で使われている「(私の初恋の)人」とイコールですね。
これは、同定関係の主体の用法です。
選択肢3の解説
まだ、1人では着付けができない。
ガ格名詞「着付け」は、述語で使われている動詞「できる」の能力の対象を表しています。
選択肢4の解説
Aさんの昇進がうらやましい。
ガ格名詞「昇進」は、述語で使われているイ形容詞「うらやましい」の心的状態の対象を表しています。
選択肢5の解説
筆記体が書けないので、練習しよう。
ガ格名詞「筆記体」は、述語で使われている動詞「書ける」の能力の対象を表しています。
最後に
今回は、
- 格助詞「が」(ガ格)の用法
について、
- 大枠での用法を見分ける
ための練習問題に取り組んできました。
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