
今回は、
✅ 「を彷彿とさせる」の意味・使い方
✅ 「を彷彿とさせる」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「を彷彿とさせる」の意味・使い方
「を彷彿とさせる」は、関連づけを表す
兄の姿は、亡き父を彷彿とさせる。
であれば、兄の姿から、故人である父が思い浮かんでいることを表しています。
「彷彿」とは、
- よく似ているさま
- ありありと思い浮かぶさま
を表す名詞です。
「彷彿とさせる」と動詞にすることで、ある人・物・出来事などがありありと思い浮かぶことを表すことができます。
現代日本語ではあまり見られませんが、
兄の姿は、亡き父を彷彿させる。
のように、「と」がない場合もあります。
また「彷彿」は、「髣髴」と表記されることもあります。
「を彷彿とさせる」の接続
【名詞】
映画のシーンを彷彿とさせる光景だった。
旧時を彷彿させる街並みが広がっている。
「を彷彿とさせる」の類似表現
「を彷彿とさせる」の類似表現は、「思わせる」「連想させる」など
兄の姿は、亡き父を彷彿とさせる。
兄の姿は、亡き父を思わせる。
兄の姿は、亡き父を連想させる。
「彷彿」がありありと想像するさまを表しているので、同様の意味をもつ
兄の姿は、亡き父を思い出させる。
兄の姿は、亡き父を想起させる。
兄の姿は、亡き父を思い起こさせる。
兄の姿は、亡き父を思い返させる。
兄の姿は、亡き父をイメージさせる。
などの表現に言い換えることも可能です。
参考書籍
今回は、
✅ 「を彷彿とさせる」の意味・使い方
✅ 「を彷彿とさせる」の類似表現
について、解説してきました。


を主に参考にしています。
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