格助詞「から」(カラ格)について、大枠の用法での仲間外れはどれかを問題で確認していきましょう。
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【復習】格助詞「から」(カラ格)の用法
\ 「あれ…?イマイチわからない…」となったら/
用法の大枠を確認する練習問題
選択問題
【 】内に示した観点から見て、下線部の性質が他と異なるものを選びましょう。
【「から」の用法】
1 集合時間は、私からみんなに連絡するよ。
2 Aさんには、あなたから伝えてください。
3 この荷物は、私からAさんに渡しておきます。
4 トンネルから出ると、一面冬景色だった。
5 変更があれば、担当者から全員に伝えるようにしましょう。
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1 集合時間は、私からみんなに連絡するよ。
2 Aさんには、あなたから伝えてください。
3 この荷物は、私からAさんに渡しておきます。
4 トンネルから出ると、一面冬景色だった。
5 変更があれば、担当者から全員に伝えるようにしましょう。
4のみ、格助詞「から」の経過域の用法です。
そのほかは、主体の用法ですね。
選択肢1の解説
集合時間は、私からみんなに連絡するよ。
カラ格名詞「私」は、述語で使われている動詞「連絡する」の主体を表しています。
より具体的にするのであれば、動きの主体です。
選択肢2の解説
Aさんには、あなたから伝えてください。
カラ格名詞「あなた」は、述語で使われている動詞「伝える」の主体を表しています。
より具体的にするのであれば、動きの主体です。
選択肢3の解説
この荷物は、私からAさんに渡しておきます。
カラ格名詞「私」は、述語で使われている動詞「渡す」の主体を表しています。
より具体的にするのであれば、動きの主体です。
選択肢4の解説
トンネルから出ると、一面冬景色だった。
カラ格名詞「トンネル」は、述語で使われている動詞「出る」の経過域を表しています。
より具体的にするのであれば、空間的な経過域です。
選択肢5の解説
変更があれば、担当者から全員に伝えるようにしましょう。
カラ格名詞「担当者」は、述語で使われている動詞「伝える」の主体を表しています。
より具体的にするのであれば、動きの主体です。
最後に
今回は、
- 格助詞「から」(カラ格)の用法
について、
- 大枠での用法を見分ける
ための練習問題に取り組んできました。
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