格助詞「に」(ニ格)について、大枠の用法での仲間外れはどれかを問題で確認していきましょう。
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【復習】格助詞「に」(ニ格)の用法
\ 「あれ…?イマイチわからない…」となったら/
用法の大枠を確認する練習問題
選択問題
【 】内に示した観点から見て、下線部の性質が他と異なるものを選びましょう。
【「に」の用法】
1 担当がAさんからBさんに変わった。
2 ゴミは、ゴミ箱に捨ててください。
3 この部屋には、遊ぶものがない。
4 車を壁にぶつけてしまった。
5 挑戦は、失敗に終わった。
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1 担当がAさんからBさんに変わった。
2 ゴミは、ゴミ箱に捨ててください。
3 この部屋には、遊ぶものがない。
4 車を壁にぶつけてしまった。
5 挑戦は、失敗に終わった。
3のみ、格助詞「に」の場所の用法です。
そのほかは、着点の用法ですね。
選択肢1の解説
担当がAさんからBさんに変わった。
ニ格名詞「Bさん」は、述語で使われている動詞「変わる」の着点(変化の結果)を表しています。
選択肢2の解説
ゴミは、ゴミ箱に捨ててください。
ニ格名詞「ゴミ箱」は、述語で使われている動詞「捨てる」の移動の着点を表しています。
より具体的にするのであれば、到達点の用法です。
選択肢3の解説
この部屋には、遊ぶものがない。
ニ格名詞「部屋」は、述語で使われているイ形容詞「ない」の存在の場所を表しています。
選択肢4の解説
車を壁にぶつけてしまった。
ニ格名詞「壁」は、述語で使われている動詞「ぶつける」の移動の着点を表しています。
より具体的にするのであれば、接触点の用法です。
選択肢5の解説
挑戦は、失敗に終わった。
ニ格名詞「失敗」は、述語で使われている動詞「終わる」の着点(変化の結果)を表しています。
最後に
今回は、
- 格助詞「に」(ニ格)の用法
について、
- 大枠での用法を見分ける
ための練習問題に取り組んできました。
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