【日本語教育能力検定試験 音声分野】音声記号の練習問題39

音声分野

今回は、

 日本語教育能力検定試験

の中でも苦手としている方の多い
 試験Ⅰ 問題1 (1)
 試験Ⅱ 問題3
における「音声記号」の練習問題です。

丸暗記するよりも、問題で練習した方が知識が定着しやすくなります。

一緒に頑張っていきましょう!

前の問題はこちら

下線部のカナの子音に該当する「音声記号」を答えましょう。

いこく
② は

いこく
[ɡ] 有声軟口蓋破裂音

② は
[ŋ] 有声軟口蓋鼻音

がいこく
 [ ɡ ] 有声軟口蓋破裂音
かがみ
 [ ŋ ] 有声軟口蓋鼻音

「ガ行」の子音は、鼻濁音になるかどうかで音声記号が変わります。
通常のガ行は [ ɡ ] 有声軟口蓋破裂音
鼻濁音のガ行は [ ŋ ] 有声軟口蓋鼻音
です。

鼻濁音になるのは、主に次のパターンです。
① 語中・語尾
② 助詞の「が」
③ 「連濁」によって生じた場合
   例)株式会社
④ 結びつきの強い複合語中
   例)小学校

日本語教育能力検定試験では「単語」でしか聞かれないため、
語頭の「ガ行」
 →  [ ɡ ] 有声軟口蓋破裂音
語中の「ガ行」
 → [ ŋ ] 有声軟口蓋鼻音
として一旦覚えておきましょう。

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいってください。
皆さんのペースに負けないように、私も問題を追加していきます。

自信ないかも…という方も、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

学習は必ずしも「わかる→できる」の順でなくてもOKです。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、まずは「慣れて苦手意識をなくしていく」というのも大切です。

次の問題はこちら


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