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【令和6年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅲ 問題9の解説!

2024 11/27
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日本語教育能力検定試験 過去問解説 令和6年度 過去問解説 令和6年度_試験Ⅲ
2024年11月27日2025年12月11日
令和6(2024)年度 日本語教育能力検定試験 過去問解説

令和6年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
 試験Ⅲ 問題9
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問1 ステレオタイプ

解説 ステレオタイプ

「ステレオタイプ」とは、国籍・宗教・性別など、特定の属性を持つ人に対して付与される単純化されたイメージのような多くの人に浸透している固定観念や思い込みのことです。

その答えになる理由

2がステレオタイプの説明そのままですね。
これが正解です。

問2 カテゴリー化

解説 カテゴリー化

「カテゴリー化」とは、2つ以上の異なるヒト・モノを同じようなものであると認識したり、共通点を見つけたりすることで、それらを同等として分類することです。

ステレオタイプも、カテゴリー化の1つだと言えます。

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

「Z世代」のような年齢で分類したり、「男性脳・女性脳」のような性別で分類したりしますね。
1は、適当な内容です。

「A型は、几帳面だ」のように、実際にはそうでなくても、同じカテゴリーというだけで似ていると錯覚されることがあります。
2は、適当な内容です。

カテゴリー化は、性別や血液型などの定型のものだけではありません。
「あいさつを返さない人は、●●だ」「自分のことを名前で呼ぶ人は、▲▲だ」のように、日常生活における認知的活動でも行われることがありますね。
3は、適当な内容です。

カテゴリーの区切り方は、文化によっても違います。
時間に厳格な文化と大らかな文化では、約束の時間ちょうどに間に合わなかったときの対応が違いますね。
4は、不適当な内容です。

問3 接触が偏見低減に効果的に作用するための四つの条件

解説 接触仮説

「接触仮説」とは、心理学者のゴードン・オルポートが提唱した、自らと異なるアイデンティティをもつ人々と接触的に関わることが偏見の解消や排外意識の低減に役立つとした心理学理論のことです。

以下の4つの条件が成立しなければ、異文化間接触の帰結が必ずしも好意的になるとは限らないとしています。

  • 対等な地位での接触
  • 親密な関係
  • 制度的支援
  • 表面的接触より親密な接触

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

「接触において心的距離が保たれていること」が4つの条件の1つである「表面的な接触より親密接触」に反していますね。
1は、間違いです。

「社会的な枠組み」が4つの条件の1つである「制度的支援」に該当しますね。
2は、正しいです。

「相手と自分とで異なる目標」ということは、関係に距離があり、同じ方向を向いた目標になっていないということです。
これは、4つの条件の1つである「親密な関係」に反していますね。
3は、間違いです。

「上下関係が遵守されていること」が4つの条件の1つである「対等な地位での接触」に反していますね。
4は、間違いです。

問4 差別

その答えになる理由

人々をグループ化して、その集団に対して固定的なイメージをもつことを「ステレオタイプ」と言います。

ステレオタイプ自体は必ずしもマイナスイメージとは限りませんが、マイナスイメージで固定化されると「偏見」となり、、偏見から排除活動にまでいってしまうと「差別」になっていきます。

選択肢を1つずつみていきましょう。

試合の勝ち負けで優劣をつけることは、偏見でも差別でもありません。
1は、差別の例として不適当です。

「○○国の人は攻撃的だから嫌い」という感情的な先入観をもって排除などを行うのであれば、それは差別です。
先入観をもつだけであれば、偏見の段階ですね。
2は、差別の例として不適当です。

「この人は日本語以外の能力も全般的に低い」という考えをもって排除などを行うのであれば、それは差別です。
考えるだけであれば、偏見の段階ですね。
3は、差別の例として不適当です。

業務の支障がない能力をもった外国人を「外国人であること」を理由に雇用拒否するのは、差別に当たります。
4は、差別の例として適当です。

問5 多様性の理解を形成する効果的な方法

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

外国から転入してきた児童に対して、一方的に日本の学校文化の価値観を身に付けてもらうだけでは、多様性の理解を形成できません。
受け入れ側の理解形成なども必要ですね。
1は、間違いです。

より多くの国から留学生を受け入れるだけでは、多様性の理解を形成できません。
共有の場・話し合いの場などを通じて、互いのことを知る環境も必要ですね。
2は、間違いです。

3は、何も問題ありません。
これが正解です。

労働者雇用の際に、教育・啓発を行わなければならないのは、差別を受けやすい人々に対してではなく、同僚となる人・上司となる人などの差別をしてしまう可能性がある人々に対してですね。
4は、間違いです。

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日本語学を専攻し、大学3年次に日本語教育能力検定試験に一発合格しました。
好きな文法カテゴリは、「複文」です。

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