
令和7年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
試験Ⅰ 問題5
の解説です。
お手元に、問題冊子をご用意の上でご確認ください。
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問1
解説 多読
- 簡単な内容の本から始める
- わからないところは、辞書を引かずに飛ばして読む
などの注意点があります。
その答えになる理由


選択肢を1つずつ見ていきましょう。
大量に読むためには、都度辞書を引くのではなく、わからない部分は飛ばして読んでいく必要があります。
1は、間違いです。
大量に読むためには、用意された語彙リストを確認するのではなく、異なる文脈の中で同じ語を何度も目にする必要があります。
3は、間違いです。
大量に読むためには、単語カードを作るのではなく、異なる文脈の中で同じ語を何度も目にする必要があります。
4は、間違いです。
残った2が正解です。
問2
解説 精読
その答えになる理由


1・2・4は、多読ではなく、精読の内容ですね。
3が正解です。
問3
その答えになる理由


選択肢を1つずつ見ていきましょう。
小学生向けであれば、初級の学習者でも理解しやすい部分があるかと思います。
しかし、高校生向けとなると……語彙・漢字の難易度からして、初級の学習者には合っていないですね。
1は、間違いです。
小説と一口にいっても、難易度は様々です。
「段階別読み物」とは、段階に応じて文法や語彙が制限されているもののことなので、段階別読み物で最高レベルをクリアしていたとしても、小説などの文学作品が容易に理解できるとは限りません。
2は、間違いです。
「ショートショート」は、文字数が少ない分、短編小説よりも状況設定を捉えにくくなります。
3は、間違いです。
残った4が正解です。
問4
その答えになる理由


選択肢を1つずつ見ていきましょう。
学習者の自主性を重んじることは大切ですが、読書記録として残す項目自体は教師側で指定した方が良いですね。
1は、間違いです。
2は、何も問題ありません。
これが正解です。
学習者の興味や関心を把握することは大切ですが、読書記録として残すのは、印象に残ったものだけではなく読んだ本すべてが良いですね。
3は、間違いです。
読書感想文を書かせること自体は悪くないのですが、毎回まとまった量となると、運用面でも学習者のモチベーション面でも問題が出てきそうですね。
4は、間違いです。
問5
その答えになる理由


選択肢を1つずつ見ていきましょう。
1は、 何も問題ありません。
これが正解です。
イヤホンを使用は任意ですが、雑音のある環境下では音声に集中できないため、多聴には向いていません。
2は、間違いです。
多聴は、多読と同じく、学習者の興味関心に合ったものにした方がスムーズです。
教師に勧められたジャンルに限定しない方が良いですね。
3は、間違いです。
細かい部分に集中して聞くのは、多聴ではなく、精聴ですね。
4は、間違いです。
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