今回は、
✅ 「ものの」の意味・使い方
✅ 「ものの」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
目次
「ものの」の意味・使い方
「ものの」は、期待される事態が起こらないことを表す
昇進したものの、給与は増えなかった。
主節が「給与は増えなかった」・従属節が「昇進したものの」です。
昇進したのであれば、当然給与が増えるはず…と期待されるのですが、主節でその事態が起こらなかったことが示されていますね。
「ものの」の接続
【動詞】
一生懸命勉強したものの、テストに合格できなかった。
【イ形容詞】
仕事が忙しいものの、家族との時間は大切にしたい。
【ナ形容詞】
準備が必要であるものの、急ぎではない。
【名詞】
暦の上では春であるものの、寒い日が続いている。
「ものの」の類似表現
「ものの」の類似表現は、「が」「けれど」
仕事が忙しいものの、家族との時間は大切にしたい。
仕事が忙しいが、家族との時間は大切にしたい。
仕事が忙しいけれど、家族との時間は大切にしたい。
のように、「ものの ⇔ が ⇔ けれど」を置き換えても不自然ではありません。
「が」「けれど」と比べると、「ものの」は書き言葉的ですね。
参考書籍
今回は、
✅ 「ものの」の意味・使い方
✅ 「ものの」の類似表現
について、解説してきました。
著:功雄, 庵, 著:久実子, 中西, 著:信乃, 高梨, 著:敏弘, 山田, 監修:博之, 白川
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を主に参考にしています。
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