今回は、
✅ 「じゃない」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「じゃない」の意味・使い方
「じゃない」は、推量・確認・非難を表す
このチームには、彼が必要だ。
彼は、犯人だ。
を否定文にすると、
このチームには、彼が必要でない。
このチームには、彼が必要ではない。
このチームには、彼が必要じゃない。
彼は、犯人でない。
彼は、犯人ではない。
彼は、犯人じゃない。
となります。
このように、ナ形容詞文・名詞文で否定文を作るときに用いられるのが「じゃない」です。
「で(は)ない」と比べると、口語的ですね。
この「じゃない」には、単に否定文を作るだけでなく、推量・確認・非難の3つの用法があります。
1つずつ確認していきましょう。
推量を表す「じゃない」
「Aさんが見当たらないね」
「もう、帰ったんじゃない?」
この場合の「じゃない」は、「おそらく●●だろう」という推量を表しています。
確認を表す「じゃない」
あそこにいるのは、Aさんじゃない?
この場合の「じゃない」は、「●●だよね」という確認を表しています。
非難を表す「じゃない」
誰にも言わないでって言ったじゃない!
この場合の「じゃない」は、「●●するなんてひどい」という非難を表しています。
「じゃない」の接続
【動詞】
早く出ないと、電車に乗り遅れるじゃない。
【イ形容詞】
コンビニだと値段が高いじゃないか。
【ナ形容詞】
レポートを書くのに、この本は必要じゃない?
【名詞】
これは、彼の本じゃない?
また、「のだ」の否定になるときは、
早く出ないと、電車に乗り遅れるんじゃない?
のように、準体助詞「の(ん)」を介して、「んじゃない」の形になることもあります。
参考書籍
今回は、
✅ 「じゃない」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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