今回は、
✅ 「ようにする」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「ようにする」の意味・使い方
「ようにする」は、主体的に変化を引き起こすことを表す
私は、1週間に3冊本を読むようにしている。
主体である「私」が意識的に「本を1週間に3冊読む」という結果の状態を引き起こしています。
この場合は、引き起こしている主体・結果状態の主体が同じですね。
Excelファイルを改修して、みんなが使いやすいようにした。
主体である「話し手」が意識的に「Excelを改修す」という結果の状態を引き起こしています。
この場合は、引き起こしている主体・結果状態の主体が違いますね。
私は、1週間に3冊本を読むようにしている。
のように、引き起こしている主体・結果状態の主体が同じ場合は、その事態の実現に向けて努力していることを表します。
この場合は、
私は、できるだけ1週間に3冊本を読むようにしている。
私は、なるべく1週間に3冊本を読むようにしている。
のような副詞的成分と共起することが多いです。
Excelファイルを改修して、みんなが使いやすいようにした。
のように、引き起こしている主体・結果状態の主体が同じ場合は、結果状態の実現を意図して何らかの行為を行うことを表します。
この場合は、「Excelファイルを」のように、実際に行った行為をテ形で表すことが多いです。
「ようになる」との違い
私は、1週間に3冊本を読むようにしている。
のように、「ようにする」の場合は、動作の主体である「私」が意識的に動くことで、結果状態が引き起こされていますね。
大学生になって、1週間に3冊本を読むようになった。
のように、「ようになる」の場合は、動作の主体である「話し手」が意識的に動くわけではなく、自然と結果状態が引き起こされています。
参考書籍
今回は、
✅ 「ようにする」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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