
今回は、
✅ 「翌日」の意味・使い方
✅ 「明日」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「翌日」の意味・使い方
「翌日」は、その次の日を表す
運動会の翌日は、学校がお休みだ。
で、運動会が実施されたのが10/1であれば、その次の日の10/2は、学校がお休みです。
- 運動会実施が10/1 → お休みなのは、10/2
- 運動会実施が6/29 → お休みなのは、6/30
のように、基準となる日がいつなのかによって、「翌日」が表す日が異なります。
同様に、
入社日の翌週に本社で研修がある。
で、入社日が4/1であれば、その次の週に本社で研修があります。
- 入社日が4/1 → 4/1の翌週に本社で研修
- 入社日が10/1 → 10/1の翌週に本社で研修
のように、基準となる日がいつなのかによって、「翌週」が表す日が異なります。
「明日」の意味・使い方
「明日」は、発話時の次の日を表す
明日は、学校がお休みだ。
という発言をしたのが10/1であれば、その次の日の10/2は、学校がお休みです。
- 発言をしたのが10/1 → お休みなのは、10/2
- 発言をしたのが6/29 → お休みなのは、6/30
のように、発話したのがいつなのかによって、「明日」が表す日が異なります。
「明日」のように、いつ・誰が・どのような場面でその言葉を発したかによって指し示す内容が異なる表現のことを「直示(ダイクシス)」と言います。
その仕事は、私が担当します。
という発言をしたのが
- 田中さんであれば、その仕事を担当するのは、田中さん
- 佐藤さんであれば、その仕事を担当するのは、佐藤さん
のように、発言の場面がわからないと、指し示す内容がわからないですね。
時間の直示(ダイクシス)の表現には、
- 一昨日
- 昨日
- 明日
- 明後日
- 先月
- 来月
- 去年
- 今年
- 来年
などがあります。
一方、
- 翌日
- 翌週
などは、話の中で時間の規定があり、その次の日・次の週という意味になるので、直示(ダイクシス)の表現ではありません。
参考書籍
今回は、
✅ 「翌日」の意味・使い方
✅ 「明日」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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