
今回は、
✅ 「~離れ」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「~離れ」の意味・使い方
「~離れ」は、関連づけを表す
若者のテレビ離れ
子どもの活字離れ
は、1つ目の「関心を失っていること」の用法です。
テレビから離れる。
活字から離れる。
のように、格助詞「から」を省略した関係
客離れ
消費者離れ
の
客が離れる
消費者が離れる
のように、格助詞「が」の内容を省略した関係があります。
早く親離れしなさい。
まだ子離れできていない。
は、2つ目の「依存していないこと」の用法です。
親離れ
とは、「親に依存していないこと」
子離れ
とは、「子に依存していないこと」ですね。
いずれも「~離れ」とすることで、依存する必要がなくなり、独立している状態を表しています。
彼の運動神経は、人間離れしている。
彼女の考え方は、浮世離れしている。
は、3つ目の「程度を逸脱していること」の用法です。
人間離れ
では、運動神経が「通常の人間の能力の程度から、大きく上振れていること」
浮世離れ
では、考え方が「世間の常識とは、かけ離れていること」を表しています。
いずれの用法でも、「離れ」は、「ばなれ」と発音します。
これは、二語が複合して一語になるときに、あとにつづく語の頭の静穏が濁音に変化する「連濁」という現象によるものです。
「~離れ」の接続
【名詞】
若者の車離れと言われるが、実際はどうだろうか。
ビール離れにより、ソフトドリンクの売上が上がっている。
不祥事により、我が政党の支持者離れが深刻になっている。
両親には、早く子離れしてほしいものだ。
娘は、まだ乳離れしていない。
彼の能力は、常人離れしている。
彼女の100mのタイムは、日本人離れしている。
参考書籍
今回は、
✅ 「~離れ」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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