今回は、
✅ 「ぶり」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「ぶり」の意味・使い方
「ぶり」は、形・姿・様子や時日の経過を表す
この魚は、小ぶりだが、おいしそうだ。
この場合の「ぶり」は、形・姿・様子を表しています。
「~に見える・感じられる」という意味になり、
この魚は、小さいが、おいしそうだ。
のような断定的なものではなく、話し手がどう感じているかを表すときに用いられる表現です。
この場合の「ぶり」は、接続する語によっては
いい飲みっぷりだね。
のように、「っぷり」の形になることもあります。
5年ぶりに地元に帰ってきた。
この場合の「ぶり」は、時日の経過の程度を表しています。
「5年という時間を経て」という意味になり、話し手にとって長い時間が経ったと感じているときに用いられる表現です。
○ 2日ぶりにお風呂に入った。
だと自然ですが、
× 昨日ぶりにお風呂に入った。
だと不自然に感じられると思います。
これは、「ぶり」が接続している語が話し手にとっての長い時間に該当しないからです。
そのため、
× 1分ぶりに勉強を再開した。
× 5分ぶりにジュースを飲んだ。
のような短すぎる時間では、「ぶり」が用いられにくくなります。
慣用的な表現ですが、
やあ、久しぶりだね。
も、この時日の経過の程度を表す「ぶり」です。
形・姿・様子を表す「ぶり」の接続
【動詞】
彼の慌てぶりから、トラブルになっていることがわかった。
【名詞】
身ぶり手ぶりで、意見を伝える。
部屋のちらかり具合から、彼の生活ぶりが伝わってきた。
時日の経過の程度を表す「ぶり」の接続
【時間を表す語】
2日ぶりの食事だ。
3年ぶりに友だちに会った。
参考書籍
今回は、
✅ 「ぶり」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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