副詞の分類【日本語教育能力検定試験 言語 練習問題・一問一答】

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今回は「副詞」の問題です。

下線部が、

① 情態副詞

② 程度副詞

③ 陳述副詞

のいずれに当たるかを考えてみましょう。

解説 山田孝雄の副詞分類

情態副詞

「情態副詞」とは、動作の変化の仕方や出来事のあり方を表す副詞のことです。
擬音語(ピカッと)・擬態語(ガツンと)・畳語(ごろごろ)なども「様態副詞」に含まれます。

程度副詞

「程度副詞」とは、状態性の意味のある語にかかって、その程度を限定する副詞のことです。

「だいぶ」
「けっこう」
「かなり」

陳述副詞

「陳述副詞」とは、述語の陳述の仕方を表す副詞のことです。
通常、文末と呼応します。

【推量】「おそらく(~だろう)」
【仮定】「もし(~なら)」
【否定】「けっして(~ない)

練習問題

1 合格できて、とても嬉しい。

2 決して手を抜かない。

3 試験が近づき、ドキドキしてきた。

4 彼は、まるで仏のようだ。

5 ゆっくりと階段を上る。

6 歩きすぎて、ひどく疲れた。

7 もし来るなら、何か飲み物を買ってきて。

8 ずっと昔から、日本語教師になりたかった。

9 過去問対策は、とっくに終わった。

10 たぶん合格できるだろう。

解答

1 合格できて、とても嬉しい。
② 程度副詞

2 決して手を抜かない。
③ 陳述副詞

3 試験が近づき、ドキドキしてきた。
① 情態副詞

4 彼は、まるで仏のようだ。
③ 陳述副詞

5 ゆっくりと階段を上る。
① 情態副詞

6 歩きすぎて、ひどく疲れた。
② 程度副詞

7 もし来るなら、何か飲み物を買ってきて。
③ 陳述副詞

8 ずっと昔から、日本語教師になりたかった。
② 程度副詞

9 過去問対策は、とっくに終わった。
① 情態副詞

10 たぶん合格できるだろう。
③ 陳述副詞

丸暗記よりも複数の問題に触れた方が知識が定着しやすくなります。

ぜひ、他の問題にもチャレンジしてみてください!

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