
今回は、
✅ 「一概に~ない」の意味・使い方
✅ 「一概に~ない」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「一概に~ない」の意味・使い方
「一概に~ない」は、ひとまとめとしてそうは言えないことを表す
一概に彼の意見が正しいとは言えない。
では、「彼の意見は、正しい」という全肯定や「彼の意見は、正しくない」という全否定ではなく、「彼の意見には、正しくない部分もある」ということを表しています。
また、
両者に良いところがあり、一概にAとBのどちらかに決められない。
では、「Aにする」「Bにする」というどちらかではなく、「どちらにも決められない」ということを表しています。
「ない」の部分には、さまざまな否定の形がくるため、
一概に彼の意見が正しいとは言えない。
一概に彼の意見が正しいとは限らない。
両者に良いところがあり、一概にAとBのどちらかに決められない。
両者に良いところがあり、一概にAとBのどちらかにできない。
のような表現になることもあります。
「一概に~ない」の類似表現
「一概に~ない」の類似表現は、「必ずしも~ない」
一概に彼の意見が正しいとは言えない。
必ずしも彼の意見が正しいとは言えない。
のように、「一概に~ない ⇔ 必ずしも~ない」を置き換えても不自然ではないですね。
いずれも、「彼の意見は、正しい」という全肯定や「彼の意見は、間違っている」という全否定ではなく、「彼の意見が正しくないこともある」という内容を表しています。
「必ずしも~ない」の場合も、「ない」の部分には
一概に彼の意見が正しいとは言えない。
一概に彼の意見が正しいとは限らない。
必ずしも彼の意見が正しいとは言えない。
必ずしも彼の意見が正しいとは限らない。
のように、さまざまな否定の形がきます。
参考書籍
今回は、
✅ 「一概に~ない」の意味・使い方
✅ 「一概に~ない」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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