試験当日・試験後の過ごし方【むきえびからのメッセージ】

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学習コラム

いよいよですね!

としていたのですが、

● サイト利用者の大半は、Twitter(新:X)をやっていない。
● 140文字では収まらなかった。

ので、新しく記事にしてみました。

この記事は

皆さんが
本番で実力を十分に発揮できるようにすること
本番後にメンタルをやられることがないようにすること

を目的に作成しています。

サクッと読めるので、ぜひ最後までご確認ください (*^^)v

緊張と不安に押しつぶされそうになったら

緊張してきた → リラックスしなきゃ!
不安になってきた → 集中しなきゃ!

としていませんか?

マイナスをいきなりプラスに持っていくのには、エネルギーが必要です。
時間的に余裕があるときであれば良いのですが、試験直前や試験中では、「●●しなきゃ」と考えれば考えるほどドツボに嵌っていくことも多いのではないかと思います。

「緊張してきた」「不安になってきた」というときは、その事実に目を向け、一旦立ち止まるようにしてみましょう。

△ 緊張してきた → リラックスしなきゃ!

ではなく、

○ 緊張してきた → あ、今緊張しているな

です。

不思議なもので、メンタル的な不調は、自覚できると少し楽になります。
目の前のことにいっぱいいっぱいだったのが、メタ視点に切り替わるからです。

のように、強制的に間をつくると良いですよ。
サッカーやバスケットボールで、試合展開が早いときにあえてペースを落とすときのイメージです。

タイムマネジメントは、ほどほどに

例文をつくって考える文法問題と覚えた知識を選ぶだけの時事問題を解く時間が同じではないことからわかるように、大問1つ1つにかかる時間は一定ではありません。

△ 1問あたり●分で解かなければならないから…

よりも

○ 大問までが●分以内に収まっていればOK

の方が良いですね。

1番やってはいけないのは、

× ペースを気にし過ぎて、普段やらないようなミスをしてしまう

ことです。

「偶数番号の大問を解き終わったら、5秒だけ目をつぶって休憩する」なんかも有効ですよ。
それくらいの時間でカツカツになることはないですし、少しでも緊張が落ち着いて正答率が上がるのであれば、儲けものです。

初見の問題が出るのは、当たり前

日本語教育能力検定試験は

過去問を全公開し、リサイクル問題がない試験

です。
進●ゼミの漫画のような「この問題、見たことがあるやつだ!」という事件は起こらないんです。
私も今でこそ満点に近い点数ですが、それでも最後の2択を勘に任せる問題はゼロにはなりません。

試験本番では、誰しも初見の問題にぶつかります。
もしかしたら、選択肢が1つも削れない問題もあるかもしれません。

大切なのは、そこで心が折れないようにすることです。
きちんと過去問に取り組んできた方には、初見でもある程度対応できる力が身についています。

試験勉強の中で過去問演習が最重要なのは、ずっと変わりません。

それは

必要な知識を本番の水準で身につけることができるから

です。

今からは、焦って知らなかった用語を覚えにいくよりも、知っている用語を踏み固めていくようにしてみましょう。

当日は、絶対にTwitter(新:X)を見ない

当日朝は、絶対にTwitter(新:X)を見ない

当日朝には

「●●を見ながら、会場に向かいます!」
「▲▲だけ最後に確認しておこう…」

というTweet(新:ポスト)が流れます。

「試験開始前までは、〇〇をする!」を決めていたとしても、違う情報を見ると不安になってしまったり、色々と手を出して中途半端になったりするのではないでしょうか?

人によって必要なものは違います。
一部の人しかやっていないTwitter(新:X)の情報はもちろんのこと、会場で他の受験生が確認している内容も気にしなくて大丈夫ですよ。

ちなみに、同じタイミングで受験したゼミの先輩は「他の受験生よりも精神的に優位に立ちたい!」と言って小難しい言語学の本を持っていっていました。

当日の休憩時間には、絶対にTwitter(新:X)を見ない

特に昼休みには

「例年よりも難しいよね?」
「問題●、皆さんはどれを選びましたか?」

というTweet(新:ポスト)が流れます。

「共感してもらって不安を和らげたい」という内容なのですが、こういった情報を見てしまうと、「自信があったけど、合っていたかな…」「やっぱり今年は難しいんだ…無理かも…」と不安になってしまいます。

試験中はスマホの電源を切っていると思うので、休憩時間もそのままにしておきましょう。

私は会場内の緊張した空気が苦手だったので、昼休みは外に出て日向ぼっこをしていました。

当日は、試験後も絶対にTwitter(新:X)を見ない

試験終了直後からも同じく

「例年よりも難しかったよね?」
「問題●、皆さんはどれを選びましたか?」

というTweet(新:ポスト)が流れます。

今回の試験が難しかったかどうかは、公式が解答と平均点をアップする2023/12/22まで正確にはわかりません。

合格するかわからない他の受験生が今年の傾向や各問題の答えをどう判断していたとしても、意味のある情報は得られないですよ…(‘Д’)

統計的に有効な結果を導き出すためには、母集団が10,000人であれば、サンプルを1,000集めないと誤差±3%以内に収まりません。
ちなみに、サンプルが100人だと±10%の誤差が現れます。
全国展開している養成講座であっても、有効だと言えるレベルの統計は出せないんです。

せっかくやり切ったのに、よくわからない情報を目にしてしまったことで「あのとき、もっとこうしておけば良かったかも…」となるのはもったいないですよ。

という理由から、私は当日に何かしらのTweet(新:ポスト)することはないですし、公式から情報が出るまで難易度について触れることもありません。

結果が変わるわけではないですし、「解答速報が出揃う今月末までは、一切開かない!」でも良いかもしれませんね。

試験後は緊張が抜けることから、体調を崩すことも多いです。
この土日はかなり冷え込むようなので、くれぐれもご自愛ください。

解答速報が出ても、すぐに自己採点しなければならないわけではない

試験終了から1週間前後で、各社から解答速報がアップされます。

「解答が割れたから、この問題は悪問だ!」

という話題が出るのですが、これは気にしなくて大丈夫です。
あとから発表する会社は先に発表されたものを確認しているので、違いが出るのは何も不思議ではありません。

自己採点する目的は、ざっくりとした得点を確認して一喜一憂することではなく、復習して出題内容を自身の血肉にすることです。
公式からの合格点の発表はないので、「〇点取れたから安心!」という明確なラインはありません。

2023/12/10に実施される日本語教員試験の試行試験が終わるまでは来年の対策も立てにくいですし、極端かもしれませんが、解答速報では採点せずに公式の解答を待って復習する…というのもアリだと思います。

最後に

2年前にこじんまりと開設したときとは異なり、今や「日本語教育ナビ」は受験生のほとんどをカバーするサイトに成長することができました。

これは、すべて使っていただいている皆さんのおかげです。
本当に、ありがとうございます。

日本語教育能力検定試験対策としてはこれで一区切りですが、新制度に向けてサイト更新は継続していきます。

「真にニーズがあるものを掘り下げていく」という方針は変わりません。
ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします (*^^)v

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