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【令和4年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅲ 問題9の解説!

2023 3/10
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日本語教育能力検定試験 過去問解説 令和4年度 過去問解説 令和4年度_試験Ⅲ
2023年3月10日2024年3月18日
令和4年度 日本語教育能力検定試験 過去問解説

令和4年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
 試験Ⅲ 問題9
の解説です。

お手元に、問題冊子をご用意の上でご確認ください。

令和4年度 日本語教育能力検定試験 試験問題
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問1 「ステレオタイプの自動的活性化」の例

解説 ステレオタイプ

「ステレオタイプ」とは、国籍・宗教・性別など、特定の属性を持つ人に対して付与される単純化されたイメージのような多くの人に浸透している固定観念や思い込みのことです。

その答えになる理由

「自動的活性化」と言われるとなんだか身構えてしまいますが、意識せずにステレオタイプが生じる(=勝手に「●●だったら、〇〇だろう」というイメージが湧く)ということです。

2がステレオタイプの内容そのままですね。
これが正解です。

問2 「脱カテゴリー化を促す活動」の例

解説 カテゴリー化

「カテゴリー化」とは、2つ以上の異なるヒト・モノを同じようなものであると認識したり、共通点を見つけたりすることで、それらを同等として分類することです。

ステレオタイプも、カテゴリー化の1つだと言えます。

その答えになる理由

「脱カテゴリー化」なので、「似ている・共通点があるから、これらは同じようなものだ」という考え方から抜け出すためにはどのような活動が有効かを聞かれています。

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1のように、互いの個人の趣味を紹介し合うことで、多様性を認識するきっかけにつながります。
1は、脱カテゴリー化を促す活動の例として適当です。

2のように、互いの短所を指摘し合うことは、偏見を促すきっかけにつながります。
2は、脱カテゴリー化を促す活動の例として不適当です。

3のような地域課題は、同じところに住んでいる以上、分類する以前に同じようなものであるはずですね。
3は、脱カテゴリー化を促す活動の例として不適当です。

4のような「自国の代表として、文化を説明する」ことは、より分類の境目を明確にすることにつながります。
4は、脱カテゴリー化を促す活動の例として不適当です。

問3 積極的傾聴

解説 傾聴

「傾聴」とは、相手の話を・相手の立場に立って・相手の気持ちに共感しながら理解しようとする聴き方のことです。

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1は、「意味がわかりにくい場合も…」が間違いです。
傾聴では、相手や相手が話している内容をしっかりと理解しようとして聴くようにします。

2は、何も問題ありません。
これが正解です。

3は、「解決方法を提案しながら…」が間違いです。
傾聴では、こちらから意見を述べるのではなく、まずは相手や相手が話している内容をしっかりと理解しようとして聴くようにします。

4は、「価値判断を示しながら…」が間違いです。
3と同様に、傾聴では、こちらから意見を述べるのではなく、まずは相手や相手が話している内容をしっかりと理解しようとして聴くようにします。

問4 エンパワーメント

その答えになる理由

参考はこちら

獲得された意思疎通の手段により,人とつながること,言葉の壁によって発揮できていなかった自分らしさや力を取り戻したり,発揮できたりするようになること,そして社会の一員として自立し,社会生活のあらゆる領域に参画すること,つまり「エンパワーメント」を実現することによって初めて目標に到達したと言うことができます。そのことをしっかりと見据えて,地域における具体的なプログラムを構築することが大切です。

文化庁国語課
「生活者としての外国人」のための日本語教育ハンドブック

「エンパワーメントを実現すること」の内容として

  • 獲得された意思疎通の手段により、人とつながること
  • 言葉の壁によって発揮できていなかった自分らしさや力を取り戻したり、発揮できたりするようになること
  • 社会の一員として自立し、社会生活のあらゆる領域に参画すること

が挙げられています。

  • 言葉の壁(=日本語を十分に聞いたり・話したりすることができない)がなくなることで
  • 自身の個性・能力が十分に発揮できるようになり
  • 社会の一員として自立できる状態が整う

のがエンパワーメントが実現した状態だと言えそうですね。

3の「自己決定能力などを獲得する過程」がピッタリです。

問5 「共生社会の充実」に向けた課題

その答えになる理由

選択肢を1つずつみていきましょう。

1のような活動を行うことで、互いの文化についての理解が深まり、共生社会へとつながります。
これは、適当な内容です。

2のような活動を行うことで、学習者が自身や自文化のことを日本語で表現できるようになり、共生社会へとつながります。
これは、適当な内容です。

3のような活動を行うことで、学習者と同じ地域で暮らす住民の関係作りが進んでいき、共生社会へとつながります。
これは、適当な内容です。

4のような活動を行うことは、同じ母語話者同士だけで集まってしまうことにつながるため、共生社会にはつながっていきません。
これは、不適当な内容です。

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日本語学を専攻し、大学3年次に日本語教育能力検定試験に一発合格しました。
好きな文法カテゴリは、「複文」です。

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