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【令和7年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅰ 問題1の解説!

2026 2/02
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日本語教育能力検定試験 過去問解説 令和7年度 過去問解説 令和7年度_試験Ⅰ
2026年2月2日2026年2月5日
令和7(2025)年度 日本語教育能力検定試験 過去問解説

令和7年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
 試験Ⅰ 問題1
の解説です。

お手元に、問題冊子をご用意の上でご確認ください。

目次

(1)調音点

日本語教育能力検定試験のトップバッターは、例年「音声記号」です。
これは、私が過去問を持っている「平成26年度試験」から変更ありません。

その答えになる理由

子音は、

  • [t] 無声歯茎破裂音
  • [d] 有声歯茎破裂音

のように、

  • 有声性(無声・有声)
  • 調音点(歯茎)
  • 調音法(破裂音)

の3つの観点で区別することができます。

1 [n] 有声歯茎鼻音
2 [ŋ] 有声軟口蓋鼻音
3 [s] 無声歯茎摩擦音
4 [t] 無声歯茎破裂音
5 [ɾ] 有声歯茎弾き音

のように、2だけ調音点が「軟口蓋」ですね。
これが正解です。

最近では、日本語にない子音が含まれることが多かったのですが、今年度は

1 [n] ナ・ヌ・ネ・ノの子音
2 [ŋ] 鼻濁音のガ・ギ・グ・ゲ・ゴの子音
3 [s] サ・ス・セ・ソの子音
4 [t] タ・テ・トの子音
5 [ɾ] ラ・リ・ル・レ・ロの子音

のように、すべて日本語にある子音から出題されました。

(2)アクセント型

その答えになる理由

それぞれに格助詞の「が」をつけて高低を見てみましょう。

1 あしが(低高低)
2 うでが(低高低)
3 かみが(低高低)
4 くちが(低高高)
5 みみが(低高低)

4だけ「低高高」の平板型・4以外が「低高低」の尾高型ですね。
4が正解です。

(3)母音の無声化

解説 母音の無声化

母音は通常すべて声帯振動を伴い有声音ですが、一定の条件下では声帯振動がなくなり「無声化」されることがあります。

ほぼ規則的に無声化されるのは、

狭母音 [i] [ɯ] の前後が無声または無音

のときです。

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 /kiɾi/

母音は、/i/が2つですね。
いずれも/ɾ/が有声音なので、無声化しません。

2 /kɯsa/

母音は、/ɯ/と/a/ですね。
/ɯ/は、無声音に挟まれているので、無声化します。
/a/も、無声音と無音に挟まれているので、無声化します。

3 /simo/

母音は、/i/と/o/ですね。
いずれも/m/が有声音なので、無声化しません。

4 /sɯna/

母音は、/ɯ/と/a/ですね。
いずれも/n/が有声音なので、無声化しません。

5 /niwa/

母音は、/i/と/a/ですね。
いずれも/w/が有声音なので、無声化しません。

母音が無声化するのは、2だけですね。
これが正解です。

(4)造語法

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 政界+財界
2 送信+受信
3 乳児+幼児
4 文章の問題
5 冷房+暖房

4だけ語の造り方が違いますね。
これが正解です。

(5)「名詞+をしている」の意味

その答えになる理由

「している」なので、アスペクトの問題だ!
となってしまうかもしれませんが、違います。

これは、「する動詞」の問題ですね。

勉強する
勉強している

は、

勉強をする
勉強をしている

のように、格助詞「を」を介した形に言い換えることができます。

選択肢を1つずつ見ていきましょう。
それぞれから、格助詞「を」を取り除いてみます。

1 × 教師している

「を」を取り除くことができないので、「教師する」という「する動詞」ではありません。

2 × 医者している

「を」を取り除くことができないので、「医者する」という「する動詞」ではありません。

3 × 警官している

「を」を取り除くことができないので、「警官する」という「する動詞」ではありません。

4 × 歌手している

「を」を取り除くことができないので、「歌手する」という「する動詞」ではありません。

5 ○ 介護している

「を」を取り除くことができるので、「介護する」という「する動詞」ですね。
これが正解です。

(6)シネクドキ(提喩)

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 花 → 桜

上位概念である「花」という語で、下位概念の1つである「桜」を表現しています。
1は、上位概念→下位概念のシネクドキ(提喩)です。

2 ご飯 → 食事

下位概念の1つである「ご飯」という語で、上位概念である「食事」を表現しています。
2は、下位概念→上位概念のシネクドキ(提喩)です。

3 熱 → 平熱より高い熱

上位概念である「熱」という語で、下位概念の1つである「平熱より高い熱」を表現しています。
3は、上位概念→下位概念のシネクドキ(提喩)です。

4 卵 → 鶏卵

上位概念である「卵」という語で、下位概念の1つである「鶏卵」を表現しています。
4は、上位概念→下位概念のシネクドキ(提喩)です。

5 天気 → 好天

上位概念である「天気」という語で、下位概念の1つである「好天」を表現しています。
5は、上位概念→下位概念のシネクドキ(提喩)です。

いずれもシネクドキ(提喩)の例ですが、2だけ種類が違いますね。
これが正解です。

シネクドキ(提喩)を含む比喩の種類については、以下の記事でくわしく解説しています。
こちらも、あわせてご確認ください。

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(7)感情・感覚形容詞

形容詞(イ形容詞)・形容動詞(ナ形容詞)は、意味上の観点から「属性形容詞」と「感情・感覚形容詞」に分類することができます。

解説 属性形容詞とは?

「属性形容詞」とは、事物の性質・状態を表す形容詞(イ形容詞)・形容動詞(ナ形容詞)のことです。

形容詞(イ形容詞)では

  • 大きい
  • 小さい
  • 赤い
  • 青い

形容動詞(ナ形容詞)では

  • 便利だ
  • 有名だ
  • 便利だ
  • 真面目だ

などが該当します。

解説 感情・感覚形容詞とは?

「感情・感覚形容詞」とは、人の感情・感覚を表す形容詞(イ形容詞)・形容動詞(ナ形容詞)のことです。

形容詞(イ形容詞)では

  • 楽しい
  • 悲しい
  • だるい
  • 痛い

形容動詞(ナ形容詞)では

  • 好きだ
  • 嫌いだ
  • 心配だ
  • 不安だ

などが該当します。

解説 感情・感覚形容詞を用いるときの注意点

感情・感覚形容詞が述語の平叙文では、感情・感覚の主体になれるのは、基本的に一人称のみです。

【一人称】○ 私は、試験に合格できてうれしい。
【二人称】× あなたは、試験に合格できてうれしい。
【三人称】× 彼女は、試験に合格できてうれしい。

一人称は自然ですが、二人称・三人称が主体だと不自然ですね。

これは、感情や感覚はその主体だけが知りえるものだからです。
話し手は、自分が知りえない内容を断定することができないので、平叙文では、基本的に感情・感覚形容詞の主体になれるのは一人称に限られます。

【二人称】○ あなたは、試験に合格できてうれしいですか?
【三人称】× 彼女は、試験に合格できてうれしいですか?

のように疑問文になると、二人称でも自然ですね。
これは、聞かれる対象になることで、感情・感覚を断定できる主体になるからです。
三人称の場合は、疑問文であっても感情・感覚を断定できる主体にはなりません。

ただし、「好きだ」「嫌いだ」のような長く続く感情・感覚は、三人称の主体を取ることができます。

【三人称】○ 長男は、消防車が好きだ。

これは、長期的な状態で外から観察できる(=感情・感覚を断定できる)状態になっているからです。

なお、長く続く感情・感覚でなくても、「がる」をつけることで三人称の主体を取ることができます。

【三人称】× 彼女は、足をぶつけて痛い。
↓
【三人称】○ 彼女は、足をぶつけて痛がっている。

これは、「がる」をつけて動詞化することで、外から観察できる(=感情・感覚を断定できる)状態になっているからです。

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

○ 私は、自分に甘い。
○ 彼は、自分に甘い。

のように、主語が一人称以外でも不自然ではないですね。
1の「甘い」は、属性形容詞です。

○ 私は、膝が痛い。
△ 彼は、膝が痛い。
○ 彼は、膝を痛がっている。

のように、主語が一人称以外だと、「~がっている」の形にした方が自然ですね。
2の「痛い」は、感情・感覚形容詞です。

○ 私は、その知らせを聞いて悲しい。
△ 彼は、その知らせを聞いて悲しい。
○ 彼は、その知らせを聞いて悲しがっている。

のように、主語が一人称以外だと、「~がっている」の形にした方が自然ですね。
3の「悲しい」は、感情・感覚形容詞です。

○ 私は、まだ眠い。
△ 彼は、まだ眠い。
○ 彼は、まだ眠がっている。

のように、主語が一人称以外だと、「~がっている」の形にした方が自然ですね。
4の「眠い」は、感情・感覚形容詞です。

○ 私は、Switch2が欲しい。
△ 彼は、Switch2が欲しい。
○ 彼は、Switch2を欲しがっている。

のように、主語が一人称以外だと、「~がっている」の形にした方が自然ですね。
5の「欲しい」は、感情・感覚形容詞です。

1だけ、感情・感覚形容詞ではなく、属性形容詞ですね。
これが正解です。

形容詞(イ形容詞)・形容動詞(ナ形容詞)については、以下の記事でくわしく解説しています。
こちがも、あわせてご確認ください。

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(8)動詞の項の数

解説 項

必要とする名詞が1つの動詞が「1項動詞」・必要とする名詞が2つの形容詞が「2項形容詞」です。

Aさんが 歩いている。

の述語で使われているのは、動詞「歩く」です。
動詞「歩く」に必要な名詞は、主体のガ格名詞だけですね。
「歩く」は、必要とする名詞が1つである1項動詞です。

Aさんが Bさんと 親しい。

の述語で使われているのは、イ形容詞「親しい」です。
イ形容詞「親しい」に必要な名詞は、主体のガ格名詞・相手のト格名詞ですね。
「親しい」は、必要とする名詞が2つである2項形容詞です。

動詞は、必要とする名詞の数によって

  • 0項動詞
  • 1項動詞
  • 2項動詞
  • 3項動詞
  • 4項動詞

形容詞(イ形容詞・ナ形容詞)は、必要とする名詞の数によって

  • 1項形容詞
  • 2項形容詞

に分類することができます。

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 私が彼に日本語を教わる。

「教わる」は、「~が~に~を」の3つの要素が必要ですね。
1は、3項動詞です。

2 私が旅館に泊まる。

「泊まる」は、「~が~に」の2つの要素が必要ですね。
2は、2項動詞です。

3 私が壁にポスターを貼る。

「貼る」は、「~が~に~を」の3つの要素が必要ですね。
3は、3項動詞です。

4 私が本を棚に戻す。

「戻す」は、「~が~を~に」の3つの要素が必要ですね。
4は、3項動詞です。

5 私が彼に手紙を渡す。

「渡す」は、「~が~に~を」の3つの要素が必要ですね。
5は、3項動詞です。

2だけ、項の数が違います。
これが正解です。

「項」を含む文型については、以下の記事でくわしく解説しています。
こちらも、あわせてご確認ください。

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日本語教育における文型の一覧・一項動詞/二項形容詞とは?【例文で学ぶ 日本語文法】 今回は、✅ 文型とは?✅ 動詞の文型✅ イ形容詞・ナ形容詞の文型について、一緒に勉強していきましょう。この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載...

(9)「と」の用法

解説 格助詞「と」の用法

「と」は、大きく分けて
【相手】
【着点】
【内容】
の3つの用法があります。

【相手】の用法

相手とは、事態の成立に関与する主体以外の一方の有情物のことです。

【共同動作の相手】
友だちと買い物に行った。

【相互動作の相手】
兄とけんかした。

【基準としての相手】
彼と意見が合致した。

【着点】の用法

着点とは、事物の存在する位置が変化する移動を伴う動作における、その移動が終わる位置のことです。

【着点(変化の結果)】
彼女は猛勉強の結果、日本語教師となった。

【内容】の用法

内容とは、対象となるものの呼称や定義・認識などの中身のことです。

【内容】
彼は、人生の師匠と言える。

その答えになる理由

選択肢は、いずれも格助詞「と」の「相手」の用法ですね。
「相手」の中で、どのように使われているかを見ていきましょう。

1 私と違う

この「と」は、基準としての相手の用法です。

2 犬と泊まれる

この「と」は、共同動作の相手の用法です。

3 上司と食べる

この「と」は、共同動作の相手の用法です。

4 弟と出掛けている

この「と」は、共同動作の相手の用法です。

5 友人と行きたい

この「と」は、共同動作の相手の用法です。

2だけ、基準としての相手の用法ですね。
これが正解です。

格助詞「と」の用法については、以下の記事でくわしく解説しています。
こちらも、あわせてご確認ください。

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格助詞「と」(ト格)の用法【例文で学ぶ 日本語文法】 今回は、✅ 格助詞「と」の用法【ト格】について、一緒に勉強していきましょう。この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。ぜひ、以下をブックマーク...

(10)「こそ」の用法

その答えになる理由

「こそ」は、あるものについて、ほかのものを排してきわだたせ、強調する働きをもつ「とりたて助詞」です。

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 今年の夏こそ富士山に登りたい

この「こそ」は、話し手の価値判断を主張する文で使われています。

2 彼こそ代表にふさわしいと思った

この「こそ」は、話し手の価値判断を主張する文で使われています。

3 健康こそ大切だと言っていた

この「こそ」は、話し手の価値判断を主張する文で使われています。

4 私のほうこそ悪かったと思う

この「こそ」は、話し手の価値判断を主張する文で使われています。

5 メダルこそ逃した

この「こそ」が使われているのは、話し手の価値判断を主張する文ではないですね。
5だけ、用法が違います。

(11)「から」の用法

解説 格助詞「から」の用法

「から」は、大きく分けて【起点】【主体】【起因・根拠】【経過域】【手段】の5つの用法があります。

【起点】の用法

起点とは、移動を伴う動作において、その移動の始まる位置のことです。
この移動とは、具体的なものだけでなく、抽象的なものも含みます。

【移動の起点】
駅から電車で向かいます。

【方向の起点】
ここから子供たちの様子がよく見えます。

【範囲の起点】
5ページから10ページまで読んできてください。

【起点(変化前の状態)】
水から氷になった。

【主体】の用法

主体とは、述語が表す動きを引き起こすもの・述語が表す状態の持ち主となるもののことです。

【動きの主体】
田中さんには、私からお伝えしておきますね。

【起因・根拠】の用法

起因・根拠とは、結果として述語で表される事態が引き起こすことになる事態のことです。

【出来事の原因】
不注意から交通事故を起こしてしまった。

【判断の根拠】
特徴的な話し方から、彼だとわかった。

【経過域】の用法

経過域とは、空間的移動や時間的経過を表す事態において、通過する範囲や経過するひとまとまりの時間のことです。

【空間的な経過域】
虫が窓から入ってきた。

【手段】の用法

手段とは、動作や出来事・状態の成立のために用いられる物や方法のことです。

【手段(構成要素)】
この参考書は、練習問題と解説から成り立っている。

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 協定校から留学生が来た

この「から」は、起点(移動の起点)を表す用法です。

2 台所からにおいがした

この「から」は、起点(方向の起点)を表す用法です。

3 不注意からペンをなくした。

この「から」は、起因・根拠(出来事の原因)を表す用法です。

4 雲間から光が差してきた

この「から」は、起点(方向の起点)を表す用法です。

5 母から荷物が届いた

この「から」は、起点(移動の起点)を表す用法です。

3のみ起因・根拠の用法で、それ以外は起点の用法ですね。
3が正解です。

格助詞「から」の用法については、以下の記事でくわしく解説しています。
こちらも、あわせてご確認ください。

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(12)「ている」の意味

解説 金田一春彦の動詞分類

国語学者の金田一春彦は、日本語の動詞をアスペクトの観点から状態動詞・継続動詞・瞬間動詞・第4種の動詞の4つに分類しています。

状態動詞

状態動詞とは、「~ている」をつけなくても状態を表す動詞のことです。

いる
ある
動詞の可能形

などが該当します。

継続動詞(動作動詞)

継続動詞(動作動詞)とは、「~ている」をつけたときに、動きが進行中であることを表す動詞のことです。

話す
走る

などが該当します。

瞬間動詞

瞬間動詞とは、「~ている」をつけたときに、動きの結果を表す動詞のことです。

消える
死ぬ

などが該当します。

第4種の動詞

第4種の動詞とは、必ず「~ている」がついて、状態を表す動詞のことです。

そびえる
きわだつ

などが該当します。

その答えになる理由

おまえはもう死んでいる。

のように、動きの結果を表す瞬間動詞なのか

彼の強さはきわだっている。

のように、必ず「ている」がついて状態を表す第4種の動詞なのかを見分ける問題です。

「結果」「状態」だと難しいので、瞬間動詞なのか・第4種の動詞なのかを判断してみましょう。

1 しゃれている

「しゃれる」と単独で用いるのではなく、必ず「ている」とともに用いられますね。
これは、状態を表す第4種の動詞です。

2 結婚している

「結婚する」という動きの結果を表す瞬間動詞です。

3 決まっている

「決まる」という動きの結果を表す瞬間動詞です。

4 掛けている

「掛ける」という動きの結果を表す瞬間動詞です。

5 ついている

「つく」という動きの結果を表す瞬間動詞です。

1の「ている」だけ、意味が違いますね。
これが正解です。

(13)指定文と措定文

解説 指定文

指定文(していぶん)とは、

アメリカの首都は、ワシントンD.C.だ。

のように、

(名詞1)は、(名詞2)だ。

の形の文において、(名詞1)(名詞2)が同一のものを指す文のことです。

解説 措定文

措定文(そていぶん)とは、

アメリカは、人口が多い国だ。

のように、

(名詞1)は、(名詞2)だ。

の形の文において、(名詞2)が(名詞1)の性質を表す文のことです。

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 彼の好物 = この店のカレー

となるため、指定文です。

2 イタリアの首都 = ローマ

となるため、指定文です。

3 彼の父親の性質 → 会社経営者

となるため、措定文です。

4 今日の発表者 = 山田さん

となるため、指定文です。

5 アメリカ最大の湖 = この湖

となるため、指定文です。

3のみ措定文ですね。
これが正解です。

指定文と措定文については、以下の記事でくわしく解説しています。
こちらも、あわせてご確認ください。

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(14)従属節と主節の主語

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

【従属節】(私が)荷物を持ってあげて
【主節】(私が)感謝された

のように、1の主語は従属節・主節で共通しています。

【従属節】(私が)授業中に眠くなって
【主節】(私が)困った

のように、2の主語は従属節・主節で共通しています。

【従属節】(●●さんが)教えてくれて
【主節】(私が)助かった

のように、3の主語は従属節・主節で違いますね。

【従属節】(私が)初めて雪を見て
【主節】(私が)びっくりした

のように、4の主語は従属節・主節で共通しています。

【従属節】(私が)君から連絡をもらって
【主節】(私が)ほっとした

のように、5の主語は従属節・主節で共通しています。

3が正解です。

(15)自身の親族に対する呼びかけ語

その答えになる理由

自身の親族に対する呼びかけとして

1 おじさん
2 お父さん
3 お姉ちゃん
4 おばあちゃん

は使いますが、

5 お孫さん

は使わないですね。
これは、他者の親族について言及するときの表現です。

5が正解です。

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日本語学を専攻し、大学3年次に日本語教育能力検定試験に一発合格しました。
好きな文法カテゴリは、「複文」です。

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