今回は、
✅ 「といえば」の意味・使い方
✅ 「といえば」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「といえば」の意味・使い方
「といえば」は、発話の受け取りによる主題を表す
A「昨日、ディズニーランドに行ってきたんだ」
B「ディズニーランドといえば、新しいアトラクションができたんだよね?」
この対話では、聞き手の発話の一部である「ディズニーランド」を受けて、それに関する話題を発展させるために「といえば」が用いられていますね。
対話の最中に、聞き手の発話をきっかけとして思い出した話題が展開されています。
新たに展開される話題は、上の例文のような個人的な発想の場合もあれば、
京都の観光名所といえば、清水寺だ。
のように、あるものを主題として提示した上で、そこに当てはまる事物を挙げる場合もあります。
「といえば」の類似表現
「といえば」の類似表現は、「というと」「といったら」
広島のお土産といえば、やはりもみじ饅頭だ。
広島のお土産というと、やはりもみじ饅頭だ。
広島のお土産といったら、やはりもみじ饅頭だ。
のように、「といえば ⇔ というと ⇔ といったら」を置き換えても不自然ではないですね。
説明を促す「というと」
A「計画を修正しようと思う」
B「というと?」
A「ペースを上げないと、すべての作業が終わらなそうなんだ」
これは、「といえば」「といったら」にはない用法です。
評価の対象を表す「といったら」
Aさんの書く文章といったら、私のものとは比べ物にならない素晴らしさだ。
これは、
× Aさんの書く文章といえば、私のものとは比べ物にならない素晴らしさだ。
× Aさんの書く文章というと、私のものとは比べ物にならない素晴らしさだ。
のように、「といえば」「というと」にはない用法です。
参考書籍
今回は、
✅ 「といえば」の意味・使い方
✅ 「といえば」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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